【完全解説】車のサブスクリプション入門編!基礎知識はこれでOK!

  • 車のサブスクって何?本当に月額定額で乗れるの?
  • 結局どの会社がいいの?
  • 購入やローンと何が違うの?

実はサブスクや長期カーリースなどの車の定額サービスの内容は会社によってかなりの違いがあります。なぜならビジネスモデルや自動車メーカーとの関係性によって提供できるサービスに差が生じてしまうからです。

まっつん
まっつん

私は車サブスクを専門に調査しながらこのブログを運営しています。

各社のサービスは穴があくほど研究してきています

この記事は車のサブスクの仕組みとメリット・注意点・さまざまな観点での比較等、網羅的に解説するものです。

この記事を読めばあなたは車のサブスクを検討するための基本的な知識を手に入れることができます

上手に選べば月額定額で今すぐ快適なカーライフを実現することが出来る夢のあるサービスで、特に若い方や今すぐ車が必要な方にはとてもおすすめです。

車のサブスクの基礎知識を簡単にまとめておきます。
理解を深める上で頭に入れておきたい結論は以下の通りです。

車のサブスクの基礎知識
  • 車のサブスクは期間契約で利用料を支払っている間、車をマイカー同様に利用できる
  • 残価設定ローンと同様、契約満了後は中古車として流通させることを前提としている
  • 新車での提供が主流で定期的に新車への乗り換えが可能
  • 頭金等のまとまったお金は不要
  • 走行距離制限や禁煙、ペット同乗不可、改造禁止等の制限事項がある
  • 購入との違いは「持ち家」と「賃貸住宅」の違いに似ている
  • 残価設定ローンとの違いは「お金を借りるか」「車を借りるか」の違い
  • カーシェアリングやレンタカーとの違いはマイカー同様に使えること
  • 選べる車種は会社により異なる。メーカー系は自社ブランドのみ。
  • 「車のサブスクは高い」という印象が強いが実際は諸費用まで含まれており、コスパ抜群!

詳しい内容は記事内で完全解説しています。

自動車の新しい買い方「サブスクリプション」

車のサブスクリプションは期間契約で利用料を支払っている間、車をマイカー同様に利用することができるサービスを言います。

新車サブスクリプションとしてトヨタが2019年にKinto、2020年に日産がクリックモビ、2021年にホンダの楽まるがそれぞれリリースされました。

実はそれ以前にも「カーリース」という形で自動車の定額サービスがリリースされていましたが、トヨタのKintoの発表を皮切りに「車のサブスク」という呼び名が一気に定着し始めています

≫車のサブスクとカーリースの違いが気になる人はこちら

若者の車離れが叫ばれる中「サブスクリプション」という言葉が使われたのは車に気軽に乗れるイメージを普及させることで車に乗ることのハードルを下げることも目的になっています

また新型コロナウイルスの流行により、公共交通機関の利用を避けたいというニーズにもマッチし、新しい概念である車のサブスクリプションが注目を集めているのです。

車のサブスクの仕組み

車のサブスクのビジネスモデル

車のサブスクのビジネスモデルの特徴は「残価設定」を上手に利用することにより、短期間での契約でも利用料を押さえることができる点で、返却を前提としています。サブスクリプションという言葉の定義のごとく利用している期間分の利用料を支払えば、車を購入するのと違い必要以上に高額な費用を支払う必要がなくなる点が特徴です。

契約が満了して返却された後の車は良質な中古車として市場に流通させることができるため、リセールバリューの高い車ほど利用料を圧縮することが出来る点も特徴的です。

リセールバリューとは?

中古車として下取りに出した時の査定価格のこと。一般的な査定の評価は車種の人気や状態(走行距離の少なさ・傷の有無・経過年数の少なさ)などで決定する。

つまり中古車よりも新車の方がリセールバリューが高い分利用料が安くなるということ。
中古車サブスクの「Norel」などは中古車なのに新車サブスクより料金が高いケースが多くみられます。

更に人気車種であればあるほど利用料が下げられるので、新車リースクルカやリースナブルなどは高級ミニバン「アルファード」や人気SUV「ハリアー」などに格安で乗れたりします。

だから車のサブスクは3年などの短期契約の方がコスパが良いです。
なぜなら3年毎に新車に乗り換えることができて毎月の利用料も5年・7年などの長期契約と比べても大きな差がないから。

長期契約と短期契約で値段が高くなる理由は車は長く所有すればするほど故障リスクやメンテナンスに費用が掛かってくるからです。

それであれば短期契約で新車に定期的に乗り換えて快適なカーライフを送るという選択が正解だと個人的には思います。

車のサブスクのメリット

車のサブスクのメリットを上に書いた以外に2つ挙げていきます。

車のサブスクのメリット
  1. 月額料金を支払えばあとは乗るだけ
  2. まとまったお金が不要

それぞれ解説していきます。

月額料金を支払えばあとは乗るだけ

車のサブスクの月額料金は以下の費用が含まれています。

車のサブスクの月額費用内訳
  • 車両・オプション費用
  • 自動車税他各種税金
  • 車検費用
  • 自賠責保険
  • メンテナンス費用
  • 任意保険費用(対人・対物・車両)

これらの費用が全て月額費用に含まれているため、利用者はガソリン代・駐車場代以外の費用が発生することはありません

ただし任意保険まで月額料金に含めることができるサービスは「トヨタKinto」「ホンダ楽まる」「SOMPOで乗ーる」のみ。

任意保険以外にも月額利用料の内訳に違いがあるので、サービス内容をよく確認してから契約することをおすすめします。

≫車のサブスクとカーリースの違いはこちらの記事で解説しています

まとまったお金が不要

購入やこれまでのローンとは違い、頭金などのまとまったお金を用意せずとも車に乗る事ができることも大きなメリットです。

これまでローンを組む前に頭金が必要だった理由は金利が高く、頭金を入れることでトータルの支払い金額を大きく減らすことができたから。しかし今は低金利時代。まとまったお金を入れるメリットが少なくなってきています

車を乗りやすくするために、各社工夫をして利用者の負担を減らす努力を重ねています

まとまったお金がなくても車が必要になるケースはありますので、あきらめずにあなたに合った買い方を探してみると、良い買い方がみつかるかもしれませんよ。

車のサブスクの注意点

では車のサブスクを利用する上でのデメリットはないのでしょうか?
結論から言えば、デメリットかどうかは個人の価値観によって異なります
特にデメリットだと感じない人もいますし、絶対に受け入れられない条件であるという人もいます。

≫車のサブスクのデメリットについて詳しく知りたい人はこちら

走行距離制限

1つめの注意点は走行距離制限がある点です。車のサブスクは残価設定をして中古車としての再販も見込んだ価格設定をしているため、走行距離は短い方がベター

逆に走行距離が多ければ多いほど車の価値が下がってしまうので、極力意識してもらえるように走行距離制限というものを設定している会社が多いです。

上限距離に関してはサービスにより違います。
代表的なサービスの走行距離制限は以下の通りです。

サービス名トヨタ
Kinto
ホンダ
楽まる
リース
ナブル
新車リース
クルカ
SOMPO
で乗ーる
走行距離1,500㎞/月1,000㎞/月
1,500㎞/月
750㎞/月1,000㎞/月1,000㎞/月
1,500㎞/月
2,000㎞/月
3,000㎞/月
複数記載されている場合は選択制

どのくらいの距離を毎月走るかは人それぞれですが、1,500㎞/月だった場合の利用イメージを見てみましょう。

1,500㎞/月の場合の利用イメージ
  • 平日通勤 往復20㎞×20日=400㎞
  • 休日使用 月1,100㎞まで 1日110㎞×10日

制限されていると言っても意外と走れるものです。
これが物足りないという方は距離の融通が利くサービスを選べばよいので、距離制限自体がデメリットというよりは「自由に使いたい人」が窮屈に感じるくらいの話と言えます。

走行距離制限についてもっとくわしく知りたい方はこちら
≫車のサブスクの走行距離制限とは?利用距離に合わせたサービスの選び方を解説!

改造・喫煙・ペット同乗禁止

2つ目は原型を変えたり、著しく車を汚す行為が禁止されているという点です。

車のサブスクで契約した場合、所有者はあなたではなくサービス提供会社となります。また残価設定がされているので「車の価値を下げる行為」自体がNGとされていることを頭に入れておきましょう。

普通に乗っている分には特に問題のない内容にはなりますが、自分好みに改造したり、タバコを車で吸う、ペットと出かけるという趣向を持っている人にとっては利用を避けた方が良いサービスです。

デメリットというよりは「合わないユーザー層」がはっきりしていると言えますね。合わないサービスを無理に使う必要はありません。

中古車や現金・ローンで購入したり、最終的にもらえる長期カーリースを使うことでこの問題は解決できます。

最終的にもらえる長期カーリースのおすすめはMOTAカーリース定額カルモくんです。最大11年の長期リース契約が可能で契約満了後に所有権を移してもらえる点が特徴です。

≫MOTAカーリースの解説記事はこちら
≫定額カルモくんの解説記事はこちら

車のサブスクの比較あれこれ

車のサブスクをより深く理解するためには「比較」が有効。

比較しておくと理解が深まるポイント
  • 購入とサブスクの違い
  • 残価設定ローンとサブスクの違い
  • カーシェアリングやレンタカーとの違い
  • どのサービスが自分にあっているのか

これらの比較を踏まえてあなたがサブスクに向く人なのか、どんなサービスを選べばよいのかを判断してみてください。

購入との比較

購入との違いは簡単にまとめると以下の通りで「持ち家」と「賃貸住宅」の違いに似ています
購入=持ち家、サブスク=賃貸住宅と考えるとわかりやすいです。

購入(≒持ち家)
  • 自動車税の支払いが別途必要
  • 車検費用・車検時の税金支払が別途必要
  • 自賠責保険の支払が別途必要
  • 任意保険が別途必要
  • セルフメンテナンスが必要
  • 契約期間がない(ローン返済期間あり)
  • 走行距離制限がない
  • 改造してもOK
  • 喫煙・ペット同乗可能
  • 利用期限はない
サブスク(≒賃貸住宅)
  • 自動車税込み
  • 車検費用・車検時の税金込み
  • 自賠責保険込み
  • 任意保険込み
  • メンテナンス費用込み※
  • 契約期間あり(1年~11年)
  • 走行距離制限あり(750~3,000㎞/月)
  • 改造不可
  • 喫煙・ペット同乗不可
  • 契約終了後返却

※はサービスによって違いがあるので個別に確認しましょう。

「サブスクは高い」「購入の方コスパが良い」というように思われがちですが、高額の買い物である自動車を利用するために、「買う」か「賃貸」にするかという違いだと捉えることが出来れば抵抗感はなくなっていくはずです。

≫車のサブスクと購入を詳しく比較した記事はこちら

残価設定ローンとの比較

自動車を購入する上で「残価設定ローン」を組むという考え方があります。非常に近い考え方のサービスで、残価設定ローンとの違いは「お金を借りる」か「車を借りるか」の違いにあります。

残価設定ローン
  • 所有者はあなた
  • 借りるのはお金
  • 自動車税は別途支払が必要
  • 車検代は別途支払が必要
  • 任意保険は別途契約が必要
  • 契約期間終了後売却or再ローンor買取
  • 走行距離制限あり
  • 改造不可
  • 喫煙・ペット同乗不可
車のサブスク・カーリース
  • 所有者はリース会社
  • 借りるのは
  • 自動車税込み 
  • 車検代込み ※
  • 任意保険込み ※
  • 契約期間終了後返却or再リースor買取
  • 走行距離制限あり
  • 改造不可 ※
  • 喫煙・ペット同乗不可 ※

※はサービスによって違いがあるので個別に確認しましょう。

ローンは「お金を借りる」こと。
つまり、あなたは残価設定ローンだったとしても購入するためのお金をディーラーや金融機関から借りているというのが特徴です。

対して車のサブスクの場合、車を借りているだけなので「借金」は発生しません
支払い義務は発生します。

この違いが大きいと個人的には考えており、あなたの「借入総額」が増えない分サブスクの方が有利だと考えています。

カーシェアリング・レンタカーとの比較

車のサブスクは広い意味で言えば「車を借りる」サービスです。ではカーシェアリングやレンタカーとは具体的にどのような違いがあるのか見ていきましょう。

カーシェアリング・レンタカー
  • 利用の都度申込が必要
  • 利用の都度返却が必要
  • 利用の都度支払が必要
  • 利用料金が時間や距離により変動
  • 喫煙禁止
  • ペット同乗禁止 ※
車のサブスク・カーリース
  • 契約すれば期間中の手続きは不要
  • 自分の駐車場に置いておける
  • 毎月定額の利用料支払
  • 料金は時間・距離で変動しない
  • 喫煙禁止
  • ペット同乗禁止

カーシェアリングと違って、車のサブスクやカーリースは自分で所有している時とほぼ同じ使い勝手で使えます。自分の用意した駐車場に停めっぱなしでも問題ありません。

そのため急な車の利用があっても手続きなしで乗る事ができるので特に子育て中の方や郊外在住の方にとっては利便性が高いです。

例えば「子どもが熱を出した」とか「急な雨で子どもを迎えにいく」などの突発的な用途で使えるのが車のサブスクやカーリースの大きなメリットと言えます。

逆にカーシェアリングやレンタカーは利用都度の手続きや返却が必要となるため日常的に利用する人にとっては手間がかかったり、コスパ合わない可能性が高いです。

電車で生活が出来る首都圏の人にとっては便利なカーシェアリングも郊外の方にとってはかえって不便になってしまう可能性もあります。

突発的な用事のたびに「課金」しなければならないという点もデメリットです。何かとストレスを感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

会社比較(総合ランキング)

車のサブスク7社のサービス比較、ランキングに関しては以下の記事でくわしく解説しています。

興味のある方はご一読ください。

選べる車種について

選べる車種については各社違いがあります。
メーカー系のサブスクは自社ブランドからしか提供できませんが、メーカー系ではない会社の展開するサービスは車種の制限はありません。

車種については以下の表にて違いをチェックしてみてください。

社名トヨタ
KINTO
SOMPOで
乗ーる
MOTA
カーリース
新車リース
クルカ
リースナブル
選べる車種トヨタ車
35車種
国産輸入車
全車種
国産
全車種
人気車
29車種
人気車
38車種
※2021年6月17日現在

特筆すべきはSOMPOで乗ーるです。国産車だけでなく、輸入車まで選べる最強のカーリースです。
車種にこだわりがあるけれど、カーリースを使いたいという人は要チェック!

≫SOMPOで乗ーるの詳細解説記事はこちら

車のサブスクは高いのか?

よく言われている「車のサブスクやカーリースは高い」という意見に対しての当サイトの見解です。

結論から言えば高いという意見は的外れであると考えます。

なぜなら諸費用まで含まれていることを考慮すれば妥当、車両維持のしやすさを加味すれば十分コスパが発揮できるサービスだから。車のサブスクは高いという主張する人をみかけたら、「何と比べて高いの?」という疑問を投げかけてみてください。

「月額費用」だけを見ていたり、「なんとなく高い」というイメージからそのような意見を言っていることが大半です。具体的に価格検証をした記事もありますので、気になる方はご一読ください。

≫【価格検証】本当は安い車のサブスクリプション!高いと思われる理由は何?

車のサブスクやカーリースは新しい概念のサービス。
内容を理解して契約することさえできれば、あなたは月額料金を支払うだけでお得に車に乗れるようになります

当サイトは契約前の疑問点を1つでも多く解消できる記事作りを目標として作成しています。

車のサブスクリプションの審査について

車のサブスクリプションでは申込時に審査があります。
審査はクレジットカード同様、以下のような項目が審査対象となります。

カーリースにおける審査内容
  • 年齢
  • 職業
  • 勤続年数
  • 年収
  • 持ち家・賃貸などの住居情報
  • 信用情報(過去の滞納歴やブラックリスト掲載の有無など)
  • 虚偽報告の有無

審査の詳しい内容、落ちやすい人・通りやすい人の特徴は以下の記事で詳しく解説しています。

≫車のサブスクリプションの審査に落ちやすい人の特徴・審査内容・審査が必要な理由

まとめ

車のサブスクやカーリースの基礎知識を解説してきました。ポイントをおさらいすると以下の通りです。

車のサブスクの基礎知識まとめ
  • 車のサブスクは期間契約で利用料を支払っている間、車をマイカー同様に利用できる
  • 残価設定ローンと同様、契約満了後は中古車として流通させることを前提としている
  • 新車での提供が主流で定期的に新車への乗り換えが可能
  • 頭金等のまとまったお金は不要
  • 走行距離制限や禁煙、ペット同乗不可、改造禁止等の制限事項がある
  • 購入との違いは「持ち家」と「賃貸住宅」の違いに似ている
  • 残価設定ローンとの違いは「お金を借りるか」「車を借りるか」の違い
  • カーシェアリングやレンタカーとの違いはマイカー同様に使えること
  • 選べる車種は会社により異なる。メーカー系は自社ブランドのみ。
  • 「車のサブスクは高い」という印象が強いが実際は諸費用まで含まれており、コスパ抜群!
  • 車のサブスクの契約前には審査が必要

ちなみにサービス選びは各社のサービス内容をしっかりと比較しないと思わぬ落とし穴にハマってしまうことがあるので注意しましょう。

車のサブスクやカーリースを選ぶポイントは「年齢」や「趣向」「用途」で選ぶのがポイントです。
選び方が気になる方は以下の記事が参考になります。

≫【車のサブスク失敗しない選び方3選】年齢・趣向・用途別おすすめサービスを紹介

以上、「【完全解説】車のサブスクリプション入門編!基礎知識はこれでOK!」でした。

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