【価格検証】本当は安い車のサブスクリプション!高いと思われる理由は何?

車のサブスク基礎知識
友人なかむー
友人なかむー

クルマのサブスクって、どんな仕組みなんだ?
なんか割高だっていう噂を聞くけど、本当?

まっつん
まっつん

あー、その話ね。
それは月額の金額しか見てない人のセリフだよ。
サービスの中身を見たら納得感あるし、コスパは良いよ。

友人なかむー
友人なかむー

月3~5万って、ローンやらリースと比べると高く感じるけど。

まっつん
まっつん

金利上乗せで高いんじゃなくて維持費や税金、保険が入ってる分高く見えるだけ

友人なかむー
友人なかむー

そうなのか?そんなこと言っても、高く感じるのは事実だけどな。
納得いく説明が欲しいな。

まっつん
まっつん

OK、任せなさい!!

【結論】車のサブスクは安い!

結論から言えば車にかかるほぼ全てのコストが月額化されているので見た目以上に安いです。
具体的に言えば「メンテナンス費」「車検」「税金関係」「任意保険」が含まれています。
(逆に他のサービスにはこれらの費用が含まれておらず、別途見積もっておく必要があります。)

そのため月額だけを見ると「高い!」と感じてしまいがちですが、実際はかなり良心的な価格設定になっています。

高いと主張している人の中には「残価設定型ローンの返済月額」や「本体価格のみのカーリース」と見比べてしまっているケースも多いので「比較項目をしっかりと揃えること」が大切です。

各社のサービスの違いを知りたい人は、
【失敗しない自動車サブスクの選び方】主要6社のサービス内容を徹底比較
という記事で詳しく解説しています。

車のサブスクが「お得」であるということを検証するには「サービスの中身」までしっかりと比較してあげる必要があります。

この記事では以下の内容について検証します。

  • 月額コストの内訳
  • 車のサブスクのビジネスモデル(=なぜコミコミのサービス提供が可能なのか)
  • お得に使える人、使う方法

車のサブスクリプションを検討している方は要チェックです。

車のサブスクはなぜ安いと言えるのか?

まずはクルマのサブスクの仕組みを理解することから始めましょう。

サブスクリプションという言葉の定義は以下の通り

「定額料金を支払うことで、一定期間のサービスが受けられることが保証されたサービス」

つまり変動する費用以外の一切の費用がサービス費用内に含まれているサービスのことを言います。

例えば音楽のサブスクは定額の費用を支払うことで「スマホ」で音楽が聴けるようになります。
ただし通信費や充電にかかる電気代等は含まれていません。

車のサブスクも同様に変動する「ガソリン代」「駐車場代(場所により価格が変動する)」以外の一切の費用を含んだ月額定額サービスなのです。

それでは月額費用の内訳を見ていきます。

月額費用に含まれるもの

車のサブスクの代表格トヨタKINTOにおける月額費用の内訳は以下の通りです。

引用:トヨタ KINTO 公式HP
  • 新車の本体価格
  • 新車のオプション価格
  • 初期費用(自賠責保険・自動車税・重量税・諸費用など)
  • 任意保険(対人・対物・車両)
  • メンテナンス(オイル交換・タイヤ交換・ワイパーゴム交換・ブレーキパッド交換等)
  • 車検費用
  • 自動車税(通常、毎年4月に請求されるもの)

上記費用が全て月額利用料の中に含まれます。
金額設定の中身を理解すればするほどより納得感が得られるはずなので、1つ1つの項目を深堀りして見ていきましょう。

車体本体価格

車のサブスクでは主に「新車」から選ぶのが主流となっています。
(一部中古車の取り扱いがあるケースもありますがまだサービス的には未成熟な状況です。)

何故、サブスクなのに新車に乗れるのか?
レンタカーのように中古の車を借りるのではないのか?という疑問もあるでしょう。

新車に乗れる理由は2つあります。

①新車は早く売れば売るほど再販価格が高いから
②3年以上の長期契約を前提としたサービスだから

1つ目の理由ですが「新車」は「中古車」になったとしても市場での価格が下がりにくく、契約期間満了後には、中古車市場に流通させるという第2の活用が想定できると言われています。

これをリセールバリューと言います。

リセールバリューは上の図にも書いてありますが「残価」と同義。
新車価格ー残価(リセールバリュー)が契約終了までに支払わなければならない額となり、この金額を契約月数で割った額が車体費用の月額負担分となります。

トヨタKintoの場合「値引き」と表現してよりお得感を演出しています。
実際は自社製造しているので価格の調整程度となりますが、実際に新車購入時の値引き交渉と同じようなものと捉えておきましょう。

逆を言えば定価が既に値引きを適用しているのでこれ以上値引きはできませんという意味でもあります。

2つ目の長期契約を前提としたサービスであるという点も重要です。
3年程度であれば、比較的新しい状態で中古車市場に流通させることができるため月額が抑えられます。逆に5年以上の場合、残価は下がりますがその分契約期間が長いので、毎月の費用負担分は均されます。

つまり契約期間が短いほどリセールバリューが働き長ければ車両金額を均して支払えばよいので結果的に毎月の支払い金額はそこまで大きく差がでないということになります。

ヤリスクロス3年契約の費用(引用:トヨタKINTO HP
ヤリスクロス5年契約の費用(引用:トヨタKINTO HP

3年契約と5年契約で比較してみると差額は5年契約の方が3,300円/月安くなります。
逆を言えばたった3,300円だけ毎月多く支払えば3年ごとに新車に乗れます

車は1度購入してしまうと簡単に買い替えをすることは難しいものです。
しかしサブスクという新しいサービスの登場で乗り換えが容易にできるようになりました

期間を区切ってその期間分のコストを支払っていくという考え方はまさに新時代の車の乗り方と言えますね。

任意保険

この任意保険が車のサブスクで注目すべきポイント。
なぜなら車のサブスクの場合、自動車保険が定額に設定されているからです。
※トヨタKINTOの場合

これまでの自動車保険は個人ごとにリスクを想定し価格が変動するものでした。

<自動車保険の金額変動条件>

  • 契約する車種
  • 運転者の年齢
  • 等級(保険契約歴。事故があると等級は下がる)
  • 免許の種類(初心者・ブルー・ゴールド)
  • 走行距離

しかし車のサブスクではサービス全体で保険の契約を固定しています
複数の契約者がいる中で事故を起こす可能性が一定の割合に集束する前提で1台あたりの保険料が設定されているようです。

つまり契約者がどんな条件でも保険の金額が一律で設定されているということ。
ここがサブスクが「高い」か「安い」かを判断するポイントになります。

保険料が高い「20代」「初心者」はKINTOを利用するとトータルで保険料をグッと抑えることができるので非常におすすめです!

メンテナンスコスト

友人なかむー
友人なかむー

車のメンテナンスって、何をしたらいいんだ?
オイル交換っていくらかかるんだ?

まっつん
まっつん

そう。車のメンテナンスのことを理解していない人は放置してしまいがち。
うちもオイル交換で一回「8,000円」という金額を聞いて「またいいかな」って放置したことあるな。

友人なかむー
友人なかむー

でも、交換しないと車が傷む可能性もあるんだろ?

まっつん
まっつん

その通り。
うちもエンジンオイルをケチってたら燃費が急に悪くなって慌てて交換したよ。
定期的なメンテナンスの費用が含まれているのはクルマに詳しくない人にとっては非常にありがたいんだよね。

クルマの乗っていると予期せぬタイミングでメンテナンスが必要になります。
例えば以下のような部品の交換が必要になることがあります。

  • エンジンオイル交換
  • オイルフィルター交換
  • バッテリー交換
  • エアクリーナエレメント交換
  • タイヤ交換
  • ワイパーゴム交換
  • ウインドウォッシャー液交換
  • エアコンフィルター交換
  • ブレーキパッド交換
  • ライト/ブレーキランプ交換
  • 各種電池交換(電子キー等)

通常の所有形態であれば、これらの交換費用は都度支払いが必要です。
クルマの部品は使用しているうちに少しずつ劣化が進んでいく為、いつ交換すべきか想定するのは難しいもの。

しかもこれらの費用は数千円~数万円の範囲で支出としてはインパクトがあります。
いきなり「数万円払え!」とクルマに言われるようなものです。

これがクルマを購入すると発生すると言われる「維持費」の正体
これらのメンテナンス費用が含まれているというのは利用する立場としてはとても「安心」。

いずれどこかで突発で発生する費用を月に均して支払っていると考えれば、妥当な金額設定なのではないでしょうか。

車検費用

車検は新車なら3年経過後に初回を、それ以降は2年に1度実施しなければいけません。
費用は車種にもよりますが、1回10万円前後必要となります。

これらの費用も全て月額費用に含まれているので安心。
※5年契約以上の場合

上記のメンテナンス費用と同様、突発的な費用があるとお金持ちの人なら気にしないかもしれませんが一般人にとっては決して安い費用とは言えず、厳しい出費になりますよね。

車のサブスクに切り替えて車にかかる大半の費用を月額定額化することであなたも心穏やかに毎日を過ごせるのではないでしょうか

自動車税

自動車税は毎年4月に車を所有する人に請求される税金です。
軽自動車の場合は10,800円、普通車は排気量によって変わりますが、25,000~110,000円くらいの幅で課税されます。

※3,000cc以下の車であれば、25,000円~50,100円の幅に収まります。
 3000cc以上の車の例)ハリアー・レクサス・ベンツ等の高級車。

支払わないと脱税になってしまうので、毎年4月に発生する費用として見立てをしておかなければなりません。

サブスクに切り替えれば毎年4月の自動車税を気にする必要もなくなりますね。

【Win-Win】サブスク運営会社は売上の囲い込みができて収益が安定する

月額定額のメリットは利用者だけではなく、サブスク会社にもあります。
それは車検やメンテナンス、保険の囲い込みが出来るということ。

つまり将来的な売上の予測が立つだけでなく今まで取りこぼしていたメンテナンス・車検の費用が全て自社の売上に繋がるということです。

これはサブスク会社側にも大きなメリットですから、月額の利用料を多少割り引く形でも十分採算が取れるということになります。

返却後の再販も利益の源

返却した後のクルマの用途は「中古車」として再販するという形になるでしょう。
(ここは各社の戦略があるはずなので推定です。)

その前提で考えると貸し出しのタイミングで残価を設定しているとはいえ、出来るだけ良い状態を維持しておく必要があります。
なぜなら状態の良い中古車が返却されればサブスクを運営する会社の利益にもつながるから。

そのために定期的なメンテナンスや走行距離の制限中途解約に制限※が設定されています。
※早い段階で中途解約されてしまうと新車→中古車の価値の差が埋められずサブスクの会社が大きな損失を受けてしまいます。

ぶつけたり事故に遭ったりした時の修理費用も月額料金に含まれている(一部負担あり)のは、出来るだけ車の価値を維持するという目的があるということを理解しておくと、価格設定、サービス内容により納得感が得られるはずです。

車のサブスクをよりお得に使う

友人なかむー
友人なかむー

うん、なるほど。
サブスクの仕組みは理解できたぞ!

でも保険料とかって、人によって全然金額違うよな?
よりお得な人とそうでない人もいるんじゃないか?

まっつん
まっつん

その通り!
よりお得に使える人、割高に感じてしまう人の差は「保険料」がポイント。
それでもトータルで考えたら割安と言えるんだけどね。
理由を説明するよ。

若い人のコスパが抜群!その理由は…

若い年齢の人は、任意保険の費用が高くなりがちです。
例えば、以下のような条件で見積を取ってみるとびっくりするような金額になります。

参考までにWebで概算見積を取得してみました。

利用サイト:ソニー損保 見積・申し込みページ

見積条件は以下の通りです。

  • 車種「トヨタ ヤリス」(型式 KSP210)
  • 形状「ハッチバック1000 G(令和2年2月発売)」
  • 使用目的:家庭用
  • 走行距離:年間18,000㎞(※サブスク上限の1,500㎞/月と同じ値)
  • 主な使用者:本人
  • 本人年齢:20歳
  • 免許種類:グリーン(初心者)
  • 運転者限定:なし(本人、その友人も運転可能)
  • 保険証券の発行:なし(500円割引)
  • 車両保険:なし(※条件面で車両保険の契約不可)

見積の結果は以下の通り。

引用:ソニー損保 見積ページ

免許を取りたてで、20歳の人が任意保険に加入するだけで20,000円/月かかってしまいます。
しかも車両保険は条件的に付けることができませんでした。

トヨタのKintoで仮にヤリスを5年契約で契約した場合は以下の金額になります。

引用:トヨタ KINTO 公式HP

なんとKintoで契約すると、¥37,070円/月でヤリスに乗ることができます!
保険料を加味すると、実質17,000円/月で乗れると考えたら、相当コスパが良いと言えますね。

若い人は、サブスク一択といっても過言ではないかもしれません。

◆関連記事 【話題】トヨタKINTOを徹底解剖!メリット・デメリット・口コミまでくわしく解説

割高に感じる?「保険等級の高い人」

ここからは逆に「割高だ」と感じる人はどんな人かについて触れていきます。
結論から言うと「30代~40代」かつ「無事故・無違反で保険等級が高いランクにある人」はカーリースの方がコスパが良いと言えるでしょう。

保険代理店の運営するSOMPOで乗ーるの場合は保険等級の引継ぎが可能となっています。
※トヨタKintoは等級を引き継ぐことができません。

そのため高い等級で乗れる人はSOMPOで乗ーるの利用をおすすめします。

◆関連記事:SOMPOで乗ーるを徹底解剖!任意保険付きカーリースの秘密とは?

車に関する「手間が省ける」ということを理解する

月額定額で全ての手間が省けるというのも大きいポイントです。
サンクコストとは「どうやっても取り返すことができないコスト」のことを言います。

具体的に言えば「時間・手間」。
やらなくても済むことをやらなければならないという「手間」がクルマの場合にはサンクコストと言えます。※サンクコストの詳細はこちら

クルマを保持していると発生する手間は以下の通り。

  • 保険の見積(複数社検討必要)
  • 保険の契約
  • 車検の見積(見積依頼で整備工場やディーラーに訪問が必要)
  • 車検
  • 自動車税の支払い
  • カーショップにメンテナンス用品を買いにいく手間

これらの手間は車のサブスクを使うことで以下の減らすことができます。

  • 保険の見積(複数社検討必要)
  • 保険の契約
  • 車検の見積(見積依頼で整備工場やディーラーに訪問が必要)
  • 車検
  • 自動車税の支払い
  • カーショップにメンテナンス用品を買いにいく手間

車のサブスクにすれば本当にカーライフが楽になります。
快適なカーライフに対する投資としては申し分ないと思いませんか?

クレジットカード決済でポイントも貯まる

トヨタのKintoであればクレジットカードと口座振替の両方が使えます
クレジットカードを経由して支払うことでほとんどのカードでポイントが貯まりますよね。

毎月の利用料は3万円~発生しますので、その分ガンガンポイントがたまってきます。
ポイントを使ってガソリン代に充てたりすることもできるのでよりお得感がありますよね。

どうせ払うなら賢く支払って貰えるものは貰う。
現代は知っている=他の人と差がつくという構図になっていますので是非活用してみましょう。

まとめ

車のサブスクはまだ認知されていないサービスであるが故に「高い」というイメージを持たれがちです。しかし中身をしっかり理解すれば非常にコスパが良いサービスです。

また新車に乗る=「まとまったお金が出て行ってしまったりローンを組む必要がある」というイメージがサブスクの登場によって覆りました。

必要な分だけ必要なコストを支払うことで利用できるようになったというのは大きいと思いませんか?

車が欲しい!と思ったらサブスクを検討する。
これが当たり前の世の中がおそらくやってくることでしょう。

令和の新サービスを先取りしてお得なカーライフを実現してみてはいかがでしょうか。

以上、「【価格検証】本当は安い車のサブスクリプション!高いと思われる理由は何?」でした。

車サブスクの失敗しない選び方
徹底解説記事はコチラ
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