- KINTOって良さそうなサービスだけどデメリットってないの?
- デメリットって人によって違うよね。自分にとって本当にデメリットなのか知りたい
- デメリットを理解した上で契約した人はいるのかな?話を聞いてみたいけど
KINTOにはデメリットと言われている内容が8つあります。
実はこれらのデメリットは捉え方を間違えなければそこまで気にする内容ではありません。
なぜなら一部分を切り取ると良くない内容に聞こえがちな内容が多いから。
確かにデメリットって言われているかもしれないけど全てが悪い話とは言えないわね。実際私たちも契約する上でちゃんと検討したもの。
そうだね。だから契約しようか迷っている人は僕たちがなぜKINTOを選んだのかは参考になると思うんだ。
この記事ではKINTOのデメリットと言われている8つのポイントについてどう捉えるべきなのかを解説していきます。
この記事を読めばデメリットと言われている内容の正しい理解と対策がわかり、あなたがKINTOを契約しても良いのかがわかります。
KINTOの8大デメリット①自動車保険の等級を引き継げない
KINTOのデメリットと言われているポイントの1つ目は「自動車保険(任意保険)の等級を引き継げない」点です。
なぜならKINTOの月額には自動車保険が固定で含まれており、これを除くことはできないから。
人によっては自動車保険が含まれていることによって特をする場合があるものの、これまで等級を積み上げてきた人はその恩恵を受けられないためデメリットと指摘されているのです。
KINTOの自動車保険について、より分かりやすく解説していきます。
任意保険が料金に含まれており「等級」という概念がない
KINTOは誰でも定額の保険に加入するため等級という概念がありません。
つまり契約時点で保険料が安い人(無事故無違反歴の長い人)は保険料が高くなってしまう可能性があるのです。
保険等級とは?
保険等級とは、保険を契約する上での「契約者の信頼」を表す指標だと考えるとわかりやすいです。
運転経験(=保険契約歴)はどのくらいか、過去に事故歴はないかを基に運転者のランクである「等級」が設定されています。
契約年度の運転成績(事故の有無)によって無事故なら等級が毎年上下するのです。
引用:知っておきたい!自動車保険の「等級」について(教えておとなの自動車保険)
無事故無違反を続ければ保険料は安くなり、逆に事故を起こして等級が下がれば保険料は上がります。
このように、保険の金額をできるだけ平等にするために作られた制度が「保険等級」なのです。
たしかに保険等級が20等級の人は保険の割引が効かなくなるため、損をするかもしれません。
しかしKINTOの定額任意保険は保険等級15~20等級くらいの料金で提供されているため、多くの人にとっては割高とはならないでしょう。
20等級になるには14年無事故で運転する必要があるから、運転頻度が高い人ほど難しいんだ。
一般的には6か7等級からスタートだから、よっぽどベテランドライバーじゃない限りはデメリットではないはずよね。
逆に事故を起こしてしまい等級ダウンしている人にとっては保険料が割安となる可能性がある嬉しい仕組みでしょう。
事故を起こしても等級が変動しない
KINTOの自動車保険の場合、万が一事故を起こしてしまっても保険等級が下がることがないというメリットもあります。
なぜなら誰でも定額の保険が適用される仕組みのため等級という概念がないから。
等級ダウンするリスクがないことは、これまで事故を起こしたことがないセーフティードライバーにとっても魅力的です。
確かにこれまでは事故なく過ごしてきていても、事故を起こす可能性は0とは言えないものね。
年齢を重ねると「慣れ」や「視力・判断力の低下」などじわじわと事故のリスクが上がってくるので過信は禁物かも。
つまり保険等級が引き継げないという話はデメリットとは言えないのです。
保険料コミで料金を比較してみると割安
実際に保険料コミで料金を比較してみると、KINTOは割安となるケースが多くなっています。
なぜならKINTO(トヨタ)ならではの団体割引が効いてくるから。
選ぶ車や契約年数にもよるけど、同じ条件で比べるとKINTOはコスパ良しなんだ!
私たちは保険を契約するための難しい手続きにかかる手間や労力を省けることまで含めて考えて、むしろ「お得」と感じたのよね。
KINTOの保険は東京海上日動となっているため、充実した補償内容や手厚いサポートを受けられる点も安心感の高い保険となっています。
詳しくは≫車のサブスクでトヨタ&レクサス車に乗ろう!全モデルの最安リース料金を徹底調査で解説していますので、モデルごとの料金をしっかりと比較してみてくださいね。
【対策】KINTOを契約する時は中断証明書の発行をする
KINTOを契約するとこれまでの等級は引き継げませんが、このデメリットには対策があります。
それはKINTO契約のために現在の自動車保険を解約する時に中断証明書の発行をすること。
そうすることでKINTO利用後に新たに車を購入した場合、それまで積み上げてきた等級を引き継ぐことができます。
等級が高い人にとっては必須作業!
僕は中断証明書を取り忘れて失敗したので、皆様はお気をつけください。
KINTOの8大デメリット②制限事項が多い
KINTOのデメリットと言われているポイントの2つ目は「制限事項が多い」点です。
実はKINTOに限らず車のサブスクには特有の制限が設けられているのですが、オプションプランで制限を解除できるサブスクも存在する中でKINTOは厳格な部類と言えるでしょう。
その制限事項とは以下のようなもの。
▼KINTOの4つの制限事項
- 走行距離制限(~1,500㎞/月)
- 改造禁止
- 喫煙禁止
- ペット同乗禁止
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
走行距離制限
KINTOでは明確に「走行距離の制限」と規定されていないものの、月間走行距離1,500km(1年換算18,000km)を超えると1kmあたり11円(税込)の超過料金が発生するため実質「走行距離制限あり」と考えて間違いはないでしょう。
制限って聞くと構えちゃうかもしれないけど、月1,500kmだったら我が家の場合十分なのよね。
うん、我が家に限らずほとんどの日本のドライバーにとっては1,500kmで十分だから心配は不要だよ。
実は日本人ドライバーの平均走行距離は6,186㎞/年しか走っていないという調査結果が出ています。
自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、年間走行距離を聞いたところ、「3,000km超5,000km以下」(31.2%)や「5,000km超7,000km以下」(21.8%)との回答が多くなり、年間走行距離の平均は6,186kmでした。
2021年 全国カーライフ実態調査(第1弾)~車の平均維持費と節約方法は?ほか(「2021年 全国カーライフ実態調査」より抜粋)
つまりKINTOの走行距離制限1,500㎞/月=年間18,000㎞を超えてしまう人はドライバー全体の2%未満しかいないのです。
年間の平均が6,000kmってことは毎月500kmぐらいってこと?意外と少ないのね!
つまりほとんどのドライバーにとって1,500kmの制限は多すぎるぐらいなんだ。心配なら自分の走行距離を確認してみましょう!
なお、走行距離の精算はサブスク契約満了時の総距離で計算されるため、1,500kmを超過してしまった月が何度かあったとしても総距離が規定内に収まっていれば精算は発生しません。
制限距離を超過した場合
走行距離制限を超過した場合、1㎞あたり11円の精算金が必要になります。
超過の判定は1,500km/月×契約月数の合計(例:7年契約なら1,500㎞/月×84ヶ月で126,000㎞)を超えたかどうかで行われ、7年契約ならトータルで126,000㎞を超過しなければ精算は発生しないことになります。
比較的余裕のある設定かつ、超過精算もそこまで高いわけではないため安心して利用できるのではないでしょうか。
仮に1,000km超過したとしても11,000円。7年契約だとしたら年間1,500円相当の超課金と捉えると驚くほど高いというわけでもない。
そもそも超過しない人の方がほとんどだし、万が一たくさん走っちゃったとしても目玉が飛び出るような金額でもないし、大きなデメリットという感じはしないかも。
ちなみに他社の走行距離制限は以下の通りで、KINTOの設定は平均的です。
▼他社カーリースの走行距離制限比較
サービス名 | 走行距離制限 |
KINTO | ~1,500㎞/月 |
定額カルモくん | ~1,500㎞/月 ※乗り放題オプション加入で制限なくなる |
MOTAカーリース | 無制限 |
SOMPOで乗ーる | 選択可 1,000㎞/月 2,000㎞/月 ~3,000㎞/月 |
ニコノリ | 500㎞/月~2,000㎞/月まで選べる もらえるプランなら無制限 |
新車リースクルカ | ~1,000㎞/月 |
楽まる | ~1,000㎞/月もしくは ~1,500㎞/月 |
リースナブル | ~750㎞/月 |
カーコンカーリース | 無制限 |
コスモMyカーリース | ~500㎞/月 ~1,000㎞/月 ~1,500㎞/月 |
オリックスカーリースオンライン | ~2,000㎞/月 |
出光オートフラット | ~1,500㎞/月 ~2,500㎞/月 |
▼KINTOの「走行距離制限」についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
≫トヨタKINTOの走行距離制限は~1,500㎞/月!距離が足りるか確認する方法を解説
改造/ペット同乗/喫煙NG
KINTOでは他の多くの車サブスクと同様に車の改造(カスタム)やペットの同乗・喫煙を禁止しています。
「自分の車」として車を自由に使いたい人にとっては使い勝手が悪いと感じるかもしれません。
私たちみたいに車の改造に興味がない人、ペットとおでかけしたり車内でタバコ吸わない人にとってはあまり不都合のない制限ね。
うん。改造禁止と言っても好みのシートカバーをしたりタイヤ・ホイールを履き替える程度の原状回復が容易に可能なカスタムは問題ないし、大多数の人にとってデメリットにはならないと思う。
ペットを同乗させたい人は≫車のサブスクでペット同乗可能なサービス5選!ペット汚れの対策も解説という記事を参考にしていただけるとペット同乗可能なサブスクが見つけられます。
【対策】賃貸住宅を借りるようなものだと理解する
これら4つの制限事項が気になる人は、サブスクで契約する車は「賃貸住宅を借りるようなもの」だと理解してみてください。
なぜなら賃貸住宅を退去する際には原状回復が求められるのと同様に車のサブスクの場合も出来るだけ良い状態で車を返却する必要があるから。
つまりサブスクの車はあくまで「借りている車」だから、きれいに使ってきれいに返すのは当然だということ。
たしかに賃貸だとペット禁止とか勝手にリフォームしちゃいけないとか制限があるのは当たり前だものね。
それでも制限事項が受け入れられない人はKINTOと相性が悪いかもしれません。
もしこれらの項目が受け入れられない人は「もらえるプラン」が提供されているサブスクを検討することをおすすめします。
なぜならもらえるプランであれば「車がもらえる」「喫煙・ペット同乗OK」「改造OK」「走行距離も無制限」だから。
住宅で言えば「ペット可」「楽器可」「リフォーム可」などの特例のある物件を選ぶような形です。
要するに自分に合ったプランのあるサブスクを選ぶのが一番!ってことよね。
そういうこと。僕たち夫婦はKINTOを選んだけど他にも良いサブスクはあるから条件が合うものを選べば失敗は防げるよ!
KINTOの8大デメリット③中途解約すると違約金がかかる
中途解約すると解約金がかかってしまうというポイントもKINTOのデメリットの1つと言われています。
長く車に乗っていると何らかの理由で車を手放す必要に迫られることもあるかもしれません。
そのような場合は解約金が家計に負担となってしまうでしょう。
分かりやすいようにKINTOの中途解約のルールについて詳しく説明します。
KINTOの中途解約ルール
KINTOの初期費用フリープランで契約した場合、中途解約するためには規定された解約金が求められます。
たとえばライズ3年の月額39,820円(税込み)で契約し18ヶ月で解約する場合、月額利用料3ヶ月分119,460円(税込み)がかかるのです。
KINTO側としても予定より早く車を返されて損失が生まれると困るからユーザーに請求せざるを得ないんだ。
KINTO側の事情も分からなくもないけど、利用者としては一度に12万円が飛んで行くのは痛い…。
ただし、他社と比べるとKINTOの解約金は圧倒的に安いです。
詳しくは次のパートで説明します。
基本的なルールは以下の記事を読んで頂ければ理解が深まるでしょう。
実は他社よりも中途解約金が安い
上にも書きましたが実はKINTOの解約金は他社より圧倒的に安く設定されており、むしろ「解約金を支払えば途中で手放せる」メリットとも言える内容になっています。
▼解約金ルール比較表
サービス名 | 中途解約ルール |
KINTO | 初期費用フリープラン 3年=最大10ヵ月分 5年=最大15ヵ月分 7年=最大20ヵ月分 解約金フリープラン=解約金不要でいつでも解約可 |
SOMPOで乗ーる | 原則解約不可。 中途解約・免許返納オプション加入で条件を満たせば 無償解約が可能になる。 |
楽まる | 中途解約は解約金を支払えば可能。 中途解約金の計算式は以下の通り。 中途解約金=(残りの期間のリース料金と残価の合計額)-(中途解約時点の車両査定価格+未到来の税金+未実施分の車検・点検費用+メンテナンス費用など) |
ニコノリ | 原則解約不可。 やむを得ない事情の場合も違約金の支払いが必要。 違約金は別途見積。 ※リース条件やその時点での経過月数などによって変わる |
リースナブル | 解約可能だが、車の買取が前提 |
定額カルモくん | 利用者都合での解約は不可。 やむを得ない事情でも違約金は残存リース期間料金の全額が発生する。 |
MOTAカーリース | 利用者都合での解約は不可。 やむを得ない事情でも違約金は残存リース期間料金の全額が発生する。 |
カーコンカーリース | 契約終了2年前からは無償解約可能。 ただし、車は返却しなければならない。 ※カーコンカーリースはもらえるカーリースのみ それより前の期間の解約は中途解約金の支払いが必要。 |
新車リースクルカ | 解約可能だが精算金の支払いが必要。 |
コスモマイカーリース | 解約可能だが中途解約金の支払いが必要。 |
オリックスカーリース | 7年/9年/11年契約の場合、終了2年前からは無償解約可能。 ただし、もらえるカーリースであっても車は返却しなければならない。 5年契約のいまのりくんは2年経過後から解約可能。 それより前の期間の解約は中途解約金の支払いが必要。 |
オートフラット | 解約可能だが中途解約金の支払いが必要。 |
他社のほとんどは「残期間分の利用料を全額支払う」という条件になっていますが、KINTOはタイミングによって解約金が変動する上、全額支払う必要はありません。
実はKINTOの仕組みはものすごく良心的かも。
ちゃんと利用者の負担も考慮してくれてるよね。
参考までに3年プランでの解約金のルールをみていきます。
このように半年に1回、解約金が安くなるタイミングがあるため計画的に解約すれば解約金を最小限に抑えることができるがKINTOの特徴なのです。
【対策】解約金フリープランを検討する
それでも解約金が気になるなら、フリープランを契約することで解約金を回避することが可能です。
解約金フリープランは結婚や転勤などで車が必要なくなる可能性がある人におすすめ。
「申込金」を事前に支払っておくことで、解約金が不要になります。
この申込金は「解約金の前払い」とも捉えられるので、自分に合っているかどうか各自で判断しましょう。
他社にはこのようなプランを扱っている会社はなくKINTO独自の強みなので、車がいらなくなった時の保険として活用することをおすすめします。
KINTOの8大デメリット④すべての維持費がコミコミとはならない
車の車両代や税金などの維持管理費をはじめ自動車保険(任意保険)までKINTOの月額にはコミコミとなっているのが強みではあるものの、実はこの月額には含まれていない維持費も存在しています。
それは
- 駐車場代
- ガソリン代
- 高速道路代
など車に乗る上で必須となる費用のこと。
なぜコミコミに出来ないのか解説していきます。
駐車場代・ガソリン代・高速代などは別途
実は車にかかる費用が全てコミコミに見えるKINTOであっても、駐車場代・ガソリン代・高速道路代など別途必要となる費用があります。
自宅に駐車場が完備されていない人は、近隣に駐車場を契約・支払いをする必要があるでしょう。
出先で有料駐車場代がかかる場合も同じく、利用者がその都度負担しなければなりません。
運転するためには当然ながら燃料(ガソリン)が必要ですし、高速道路に乗って遠出する際には利用料金も求められます。
サブスク選びに夢中になってると失念しちゃいそうよね。
車両代とか維持管理とかまとまったお金が必要な点ばかりに意識がいきがちだから、こういう細々かかる費用って意外と盲点かも。
これらは車の利用者がその都度払わなければならない費用です。
「KINTOなら月額以外のお金は一切かからない!」というわけではないため、毎月どのくらい必要なのか各自で判断して家計を管理する必要があることは頭に入れておく必要があります。
他社よりもメンテナンスの対応範囲が広く、保険も定額化
ただしKINTOの月額にコミコミとなっている内容は他のサブスクよりも充実しており、メンテナンスの対応範囲の広さや自動車保険も定額化されている点で追随を許しません。
得に保険については保険会社や契約者の等級などで費用が大きく前後するものですが、KINTOの場合は誰でも一律。
この点はKINTOならではの強みとして見逃せないでしょう。
自動車保険って複雑怪奇だから、トヨタが選んでくれた保険にそのまま加入したほうが手間が省けて安心感も高い!
難しいことや面倒なことに時間をかけられないあなたにKINTOはピッタリ!
【対策】駐車場や燃料は定額化は難しいことを理解する
車にかかるあらゆる費用をKINTOの月額にコミコミにして欲しいところですが、駐車場代・ガソリン代・高速代などの利用のたびにかかる費用については定額化は難しいことを理解しましょう。
なぜなら利用者によって支払い相手や料金がまったく違い、定額化が難しい費用だから。
駐車場代は地主さんに支払うものだし、ガソリン代は時期によって金額が変わるし、高速代は行き先によって料金が変わるものね。
住んでいるエリアによって相場も違うし、さすがにKINTO側も定額化して月額に含めるのは難しいと思う。
しかしKINTOは登場してから数年間でサービスがより充実するなど進化を続けているため、いつの日か「完全定額」の時代が来るかも…?
今後に期待しましょう♪
KINTOの8大デメリット⑤ディーラー販売員がKINTOにあまり前向きではない
トヨタのディーラーに行った際、販売員さんに「KINTOはやめとけ」というようなことを言われたことはありませんか?
実はディーラーがKINTOの契約にあまり前向きではないこともデメリットの1つとして挙げられます。
詳しく説明しましょう。
ディーラー販売員はKINTOよりも普通に車を売りたいらしい
実は販売員はKINTOよりも普通に車を売りたいと考えている人が多いようです。
なぜならKINTOを成約しても販売員の「手柄」としてノルマにカウントされないディーラーもあるから。
営業の成績評価につながらないなら、KINTOではなく従来型の方法で普通に車を売りたい販売員が多くても不思議ではありませんよね。
KINTOだとオプション類やディーラーで扱っている保険なども売れなくなっちゃうからディーラーは儲からないらしいんだ。
そんなディーラー側の都合で客を振り回さないでほしいわ…。
KINTOはトヨタを知ってもらうきっかけという考え方も広がっている
販売員は積極的にKINTOを売りたがらないものの、KINTO自体に問題があるとは考えていません。
その証拠として私たちが契約したトヨタのディーラーではKINTOを「トヨタを知ってもらう良いきっかけ」として捉えていました。
特に保険の手厚さについては「革命的」とおっしゃってました。
KINTOには価値があるって認めてる証拠よね。
ディーラーで販売員にインタビューした記事も参考にしていただけると、ディーラー側の考え方がより分かるようになります。≫【KINTO販売店舗インタビュー】必要書類やトヨタディーラー訪問のメリットとは?
【対策】特に気にせず契約後にディーラーへ訪問する
まだKINTOが登場して数年しか経っていないためディーラーによって積極性や温度感にばらつきがあることは否めませんが、KINTO自体に問題があるから販売員が勧めたがらないわけではありません。
むしろお客様がKINTOの方を選んでしまうことを恐れるほどKINTOにはメリットの方が多いということです。
つまり少しでも「KINTOは自分に合うかも!」と思ったなら気にせずWEBで申し込みをしてディーラーへ訪問することをおすすめします。
ディーラーでは販売員の方からKINTOを勧めてくることはないから、WEB申し込み推奨。
店頭で実車チェックしたり試乗してからWEBで申し込むのもOK♪
KINTOの8大デメリット⑥審査が厳しい
KINTOのデメリットの1つとして「審査が厳しい」点も指摘されています。
しかし実は「自動車メーカーであるトヨタのサブスクだから厳しそう」というイメージが選考しているだけで、特別厳しいというわけではありません。
詳しく説明します。
通常の車サブスクと審査条件は同じ
どの車のサブスクであっても、契約するためには審査が必須となっています。
なぜなら申込者が継続的に月額を支払う能力があるかどうかを調査する必要があるから。
KINTOの審査は一般的な車のサブスクサービスと審査条件はほとんど同じとなっています。
トヨタのサブスクであっても一般的な審査条件は同じなんだ?意外!
どのサブスクも審査条件をオープンにしてないんだけど、色々と調べてみた結果KINTOが特殊な条件を設定している様子はなさそう。
KINTOの審査条件が極端に厳しい・甘いということはありません。
年収100万円のパートタイマーでも審査通過(実例あり)
実際にKINTOを契約したのは年収100万円のパートタイマーである私の妻でしたが、無事に審査に通過しました。
扶養範囲のパートタイマーだけどスムーズに契約できちゃったのよね。
世帯主でない点も心配してたけど問題なかったみたいだし。
筆者の体験談や他のKINTOユーザーの口コミを検証した≫【トヨタKINTOを契約してみた】口コミ・評判の検証と審査~納車までを体験レビュー!もご一読いただけると詳しくお分かりいただけます。
【対策】まずは審査を受けてみる
KINTOの公式サイトを確認すると審査について以下のように説明されています。
学生や専業主婦の方、年金生活の方なども審査申込みは可能です。審査に通過し、KINTOをご利用いただいているケースがございます。
まずは審査申込みをいただくことをオススメします。また、収入に関わらず、ボーナス併用払いもご選択いただけます。
審査申込みは無料となり、審査承認後に契約締結をするかの判断が可能です。
KINTOよくあるご質問
まずは審査を受けてみないと何も始まらない!少しでもKINTOが気になったなら申し込んでみることをおすすめします。
審査は無料だし通過しても契約は必須じゃないから、確認のために申し込んでみるのもOK!
万が一落ちてしまったり、審査が不安だというあなたはこちらの記事も参考にしてみてください。
KINTOの8大デメリット⑦最終的に自分のものにならず返却
KINTOの契約では最終的に車が自分のものにならず返却する必要がある点をデメリットと感じる人もいます。
契約満了した車を買い取ったり再リースしたりプランを選べるサブスクもある中で、KINTOは返却一択という点では選択肢の狭さが気になる人もいるでしょう。
しかしこのデメリットには解決方法があるため、KINTOの契約についておさらいしながら紹介していきます。
ちなみにKINTOは車を返却する前提のサービスなので上で紹介したような使用の制限が設けられているんです。
KINTOの契約期間は最大7年
KINTOの契約期間3年・5年、最大で7年の3つのプランから選べます。
中には「7年も毎月お金を払ったのに自分のものにならない」ことが引っかかる人もいるかもしれません。
毎月お金を支払っていても車が自分のものにならない理由は「残価設定」があるから。
車を乗り換える時には、今乗っている車を「下取り」に出すことで新しい車の購入資金の足しとします。
サブスクの場合でも、車を下取りに出して売却益が出ることを前提として、その下取り価格分の支払いを免除(支払据置き)するのが残価設定です。
例えば300万円の車の場合、残価設定なしのプランだと300万円+諸費用+手数料を契約期間(例えば3年なら36回)で割った額を毎月支払っていきます。
しかし残価設定ありのプランを使うと据え置きした残価を差し引いた額の分割払いになります。
たとえば300万円の車の30%を残価に設定する場合210万円+諸費用+手数料を契約期間で割った額を支払っていくので、毎月の負担額を減らすことができるのです。
残価が設定されているおかげで月々の支払いの負担が軽減されているのです。
車に「残価」があるからKINTOは契約満了した車を中古車として販売することで収支のバランスをとっているんだ。
なるほど!だから車を必ず返却しなきゃいけないのね。
定期的に新車に乗れるメリットもある
車を返却することは定期的に新車に乗れるというメリットにもつながります。
なぜなら車には耐用年数があり、いつかは必ず乗り換えなければならないものだから。
仮に契約満了した車を買取ったとしてもいずれは手放す必要がある点は通常の車の購入・保有と変わりありません。
そのための労力を考慮するとKINTOの手間なく新車に乗り換えられる仕組みはメリットとも言えるのです。
車の下取りや買取って車の知識も交渉術もない私には恐怖でしかないのよね…。
素人だと買い叩かれて損をするリスクも高いから難易度高いよね。
KINTOであれば、また頭金などまとまったお金の心配なく月額のみで新車に乗り換えられる点も魅力的です。
いずれ乗り換えるなら「手間なく」「大金の心配なく」と考える人とKINTOは相性が良いでしょう。
【対策】所有欲が強い人は「もらえるプラン」がおすすめ
もしあなたが「いずれは車は自分のものにしたい!」と考える所有欲の強いタイプの人であれば、「もらえるプラン」が用意されているサブスクを選ぶことで解決できます。
私たちは飽きっぽくて新車に乗り換える派だからKINTOがピッタリ。
「車は乗り潰す派」な人には「もらえるプラン」の方がしっくり来るかも。
KINTOの8大デメリット⑧トヨタ/レクサス車のみで取り扱い車種も変動する
KINTOのデメリットとして最後にご紹介するのが「トヨタ/レクサス車のみで取り扱い車種も変動する」点です。
KINTOはトヨタが運営するサブスクのため、当然ながらトヨタとレクサスからしか契約する車を選ぶことができません。
また、取り扱い車種が時期によって変動する点も利用者にとってはタイミングが難しいところ。
詳しく説明します。
【当然】トヨタ車・レクサス車しか選べない
KINTOはトヨタグループが運営するサービスなので、トヨタの車・レクサスの車からしか選ぶことができません。
ここはデメリットというよりも『仕方ない』部分です。
ラーメン屋でうどんがメニューにないことに文句をつけるようなものよね。
トヨタは日本で一番売れている自動車メーカーだから「文句ない」って人も多いと思うけどね。
もしあなたがトヨタ以外の車に乗りたいならば、KINTOではなく別のリース会社をおすすめします。
ディーラー(販売会社)やガソリンスタンド・保険会社など自動車メーカー以外の会社が運営するカーリースなら国産・外車含め幅広い車種から選べるサブスクもありますよ。
車種からサブスクを調べたい人はコチラから≫【2023年最新】車サブスク10社徹底比較!おすすめリース会社ランキングと利用目的別の選び方を解説
取り扱い車種が変動する点には注意が必要
KINTOは取り扱い車種が流動的に変わっていきます。
なぜならトヨタの受注できる件数が限られているため、KINTOのために用意した枠が埋まってしまった場合に受付できなくなってしまうことがあるから。
そのためタイミングを逃すと「欲しい車が選べなくなってしまう」ことが起こり得るのです。
申し込もうと思っていた車が募集停止だったらショックね…。
そうだね。しかも再開がいつになるかはわからないから早めに申し込みを済ませておいた方が良いと思うよ。
\ 今募集中の車種をチェック /
【対策】KINTOで乗りたい車がある人はメルマガかLINEに登録しておく
目当ての車がある人はKINTO公式サイトからメルマガかLINEお友達登録して最新の取扱情報をチェックできるようにしておくことをおすすめします。
そうすれば乗りたい車を逃す心配がありません。
2023年12月現在で選べる車
- ヤリス
- プリウス
- カローラツーリング
- クラウン
- カローラクロス
- ハリアー
- RAV4
- ランドクルーザー70
- クラウンクロスオーバー
- クラウンスポーツ
- bZ4X
大人気のヤリスクロスなどラインナップにない車が欲しい人はLINEやメルマガ登録をしておくのがおすすめです。
KINTOには10の大きなメリットもある
ここまでKINTOのデメリットを中心に紹介してきましたが、逆にKINTOならではの魅力もあります。
具体的に10個挙げているので、KINTOのメリットを再確認しておきたいあなたはこちらのページもご一読ください。
まとめ:KINTOのデメリットは人によってはメリットでもある
この記事ではKINTO8つのデメリットについて解説してきました。
自動車保険や制限事項など、一般的にデメリットと指摘されていても実は内容をよく見ると気にならない人も多いことがお分かりいただけたと思います。
保険は内容の割にコスパ良いし、制限事項は我が家には影響なし。
飽きっぽい私達夫婦には定期的に新車に乗り換えられる仕組みもメリット♪
「KINTOいいかも!」と感じた人は無料の審査だけでも申し込んでみることをおすすめします。
\ KINTOの魅力が理解できたあなたはこちら /
もし「KINTOは自分には合わない」と感じたなら≫【車のサブスク/カーリース24社比較】契約者おすすめの車サブスクランキングTOP5からあなたの理想を叶えるサブスクを探してみてください。
以上、「KINTOの8大デメリットは捉え方次第で解決!実際に契約を決めた理由も紹介」でした。