【遂に登場！】トヨタ新プラン「KINTO ONE 中古車」と新車KINTOの違いを検証

この記事では、KINTO ONE中古車に関する以下のような疑問を解消していきます。

この記事を読めば新サービスである「KINTO ONE 中古車」 のサービス概要と、新車KINTOとのコスパの違いがわかります。

中古車KINTOが気になる方はサービスの違いを踏まえ、検討するのがおすすめです。

結論としてコスパとしては新車KINTOが優位、新車KINTOの方が安く乗れる車種もあります…。

気になる方は続きを読んでみてくださいね！

KINTO ONE中古車とは？

中古車KINTO ONEとはその名の通りKINTOの中古車版です。

使われる車種は新車KINTOで使われていた車種およびトヨタの保有する厳選された中古車の中から提供されます。

新車KINTOで使われていた車種はトヨタ正規販売店純正のメンテナンスを随時受けているので、状態の良い車種が多いと言われており、高品質な中古車に乗れる点が大きなメリットです。

新車KINTOとのサービス内容比較

では新車KINTOと中古車KINTO、扱っている車種が新車・中古車である点以外にどのような違いがあるのでしょうか。

比較表を作成してみました。

比較項目＼サービス名	KINTO ONE中古車	KINTO ONE（新車）
契約年数	2年	3年・5年・7年
プラン	解約金フリープラン	初期費用フリープラン/解約金フリープラン
契約満了後の再契約	不可	可能 （解約金フリープランのみ）
メンテナンス	トヨタ正規販売店での対応	トヨタ正規販売店での対応
任意保険	対人・対物・車両保険 （事故時でも自己負担最大5万円で修理可）	対人・対物・車両保険 （事故時でも自己負担最大5万円で修理可）
中途解約	可能	可能 （初期費用フリープランの場合解約金発生）
納期	1.5ヶ月程度 （在庫から選ぶので変動しない）	1.5ヶ月～ （KINTO用に確保された在庫の状況に依存）
走行距離制限	～1,500㎞/月	～1,500㎞/月
ペット同乗・喫煙・改造	禁止	禁止
対象エリア	東京・愛知限定 （2023年5月時点）	全国

新車KINTOと中古車KINTOの違いをまとめると以下の通りです。

中古車KINTOは3年契約で返却された車が提供されるので、契約期間は2年になります。

解約金フリープランのみの受け付けで、契約満了時は再契約はできず、新しい車への乗り換えが前提です。

エリアは2022年7月現在、東京地区に限定されているので他地区にお住まいの方はもう少し待つ必要があります。

KINTO ONE中古車で選べる車種

KINTO ONE中古車は３年程度前に製造された車から選ぶ形になります。

具体的には以下のような車種がラインナップされています。（2022年7月28日現在※在庫の有無は要確認）

現状、3年契約で返ってきた車や中途解約されて戻ってきた車がラインナップされているのでかなり状態の良い車が揃っています。

逆を言えば、中古車といえど状態がかなり良いため新車よりも大幅に安くなるということもなさそうです。

5年経過した車がラインナップされてくるようになれば、コスパが高くなるかもしれませんね。

KINTO ONE中古車と新車KINTOの価格を検証

KINTO ONE中古車にラインアップされている車種の中で、新車KINTOでも取り扱いがある車種をピックアップして比較していきましょう。

比較する車種は以下の３車種です。

できるだけ中古車としてのポテンシャル（使われている分安くなる）点を見出すために、走行距離の多めな車種を比較対象としました。

これらの車種の価格を新車KINTOと条件を合わせて比較していきます。

比較する内容

価格を比較する上でそれぞれ以下の条件を合わせていきます。

③についてはいつでも解約できるので、２年でも３年でも変わらないと判断しました。

任意保険の補償内容などは新車も中古車も同じなので上記の内容で条件を揃えて比較していきます。

ヤリス

まずはヤリスから見ていきます。

実際に在庫がある車種のオプションに新車KINTOの条件を合わせて見積っていきます。

こちらの車種をベースに見積条件を合わせていきます。

＜見積条件＞

それではそれぞれの見積を比べてみましょう。

なんと新車ヤリスの方が2年間の費用で37,730円安く乗れるという結果になりました。

実際の見積データが見てみたい方は以下をクリックしてみてください。
≫中古車KINTO見積
≫新車KINTO見積

ルーミー

次にルーミーをベースに見積条件を合わせていきます。

＜見積条件＞

こちらもそれぞれの見積を比べてみましょう。

中古車ルーミーの方が2年間トータルで65,450円（1ヶ月あたり2,727円）安く乗れるという結果になりました。

実際の見積データが見てみたい方は以下をクリックしてみてください。
≫中古車KINTO見積
≫新車KINTO見積

ヤリスクロス

最後にヤリスクロスの見積です。

＜見積条件＞

こちらもそれぞれの見積を比べてみましょう。

中古車ヤリスクロスの方が2年間トータルで82,940円（1ヶ月あたり3,455円）安く乗れるという結果になりました。

実際の見積データが見てみたい方は以下をクリックしてみてください。
≫中古車KINTO見積
≫新車KINTO見積

なぜ中古車価格が高いのか？

このデータにもあるように、現在感染症や紛争の影響で車の生産が停滞してしまったことにより中古車の価格が高騰を続けているようです。

KINTO ONE中古車が向いている人、向かない人

これらに該当する人は新車KINTOの方がおトクに乗れる可能性が高いです。

▼新車KINTOの魅力についてはこちらの記事でくわしく書いています。

≫トヨタKINTOの仕組みを解説！リース・ローン・現金購入との違いとは？

≫トヨタKINTOが『高すぎる』かどうか損益分岐点を検証！他社と比べて高いって本当？

【参考】新車KINTOの解約金フリープランは長く乗ればコスパが高い

KINTO ONE中古車の考え方は新車KINTOの「解約金フリープラン」と同じように「申込金」を支払っていつでも解約できる仕組みになっています。

しかも契約更新をすれば、月額料金がどんどん安くなっていくという仕組みなのです。

ちなみに初期費用フリープランと解約金フリープランでトータルの金額は若干解約金フリープランの方が高めです。

ヤリスクロスの場合	初期費用フリープラン			解約金フリープラン
	3年	5年	7年	3年	5年	7年
初期費用	0	0	0	223,000	342,000	461,000
1年目利用料	44,550	41,250	39,380	40,000	40,000	40,000
2年目利用料	44,550	41,250	39,380	40,000	40,000	40,000
3年目利用料	44,550	41,250	39,380	40,000	40,000	40,000
4年目利用料	–	41,250	39,380	–	34,000	34,000
5年目利用料	–	41,250	39,380	–	34,000	34,000
6年目利用料	–	–	39,380	–	28,000	28,000
7年目利用料	–	–	39,380	–	28,000	28,000
利用期間総額	1,603,800	2,475,000	3,307,920	1,663,000	2,598,000	3,389,000
初期費用 フリープランとの差額	–	–	–	+59,200	+123,000	+81,080

▼解約金フリープランについては以下の記事で検証しています。

≫KINTOの中途解約ルールとは？初期費用フリープランと解約金フリープランの違いを解説

ちなみに解約金フリープランはWeb申込限定のサービスとなっていますので、気になる方はKINTOの公式ページをチェックしてみてくださいね。

＼ 解約金フリープランはWeb申込限定！ ／

KINTO ONE中古車と新車KINTOの違い　まとめ

KINTO ONE中古車と新車KINTOの違いをまとめます。

基本的には新車KINTOの「解約金フリープラン」を引き継いだ形になっていますが、一部違う点があります

ここまでの内容を踏まえてメリットデメリットをまとめると以下のようになります。

KINTO ONE 中古車と新車KINTOの違いを正しく把握して、あなたにあったサービスを探してみてくださいね！

以上、『【遂に登場！】トヨタ「KINTO ONE 中古車」と新車KINTOの違いを検証』でした。