- スキーやスノーボードに行くときはスタッドレスタイヤを買うべき?
- ちょっとしか使わないならレンタルやサブスクの方がお得?
- そもそもタイヤのレンタルやサブスクってどういう仕組みなの?
実はスタッドレスタイヤの購入は場合によってもったいないケースがあります。
なぜなら住んでいるエリアによってはスキー・スノボ以外に全く使う必要がないことがあるから。
比較的温暖な地域では路面凍結などが無縁であることも少なくありません。
私たちの住んでいる静岡県は雪なんてほとんど降らないものね。
降ったとしても積もるなんてことはほぼないし、スタッドレスタイヤを履くのは家族でスキー・スノボ旅行に行くときくらいかな。
スタッドレスタイヤは購入するのも良いですが、私たちのように積雪・凍結路面を走る頻度が少ない場合にはレンタルやサブスクを利用した方がコスパが良い場合も多いです。
この記事ではスキー・スノボに行く時のスタッドレスタイヤの調達方法と料金の違い、選び方のポイントについて解説します。
この記事を読めば、あなたがスタッドレスタイヤをレンタルすべきか、購入すべきか、サブスクを契約すべきかがわかります。
スキー・スノボ旅行でもスタッドレスタイヤは必須
まず大前提としてスタッドレスタイヤはちょっとした自家用車を使ってのスキー・スノボ旅行でも必ず準備しなければならないことをご存知でしょうか?
ちょっとした雪道のドライブであってもスタッドレスタイヤが必須な理由は以下の3点です。
- 取り付けないと道路交通法第七十一条の違反で罰金刑になる
- 夏タイヤでの雪道運転は想像以上に危険
- タイヤチェーンもアリだがデメリットも多い
それぞれ解説します。
取り付けないと道路交通法第七十一条の違反で罰金刑になる
夏タイヤで雪道を運転すると道路交通法違反となり、減点はありませんが罰金6,000円が課せられてしまいます。
なぜなら道路交通法七十一条の六で以下のように定められているから。
道路交通法
第七十一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項
G-Gov 法令検索 道路交通法(https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000105/20240401_505AC0000000063)
詳細は第七十一条の六で定められた各都道府県別の道路交通規則における積雪・凍結時の防滑措置のルール参照
え、法律違反だったの!?知らなかったわ…。
雪道でのスリップや事故は道路を使う他の人にも大きな影響があるからね。責任を持って冬タイヤは準備しなきゃね。
大前提として、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの装着は義務であることを頭に入れておきましょう。
夏タイヤでの雪道運転は想像以上に危険
夏タイヤで雪道を走行するとスリップ事故の危険性がかなり高くなります。
なぜなら通常のタイヤは氷点下の環境で使用するとゴムが硬化して路面との接地性が低下してしまう上、トレッドパターン(タイヤの溝模様)が雪や氷を適切に排出する作りになっていないため、グリップ力が著しく低下してしまうから。
実際にノーマルタイヤで雪道を走行すると以下の動画のように「走れても止まれない」という状態に陥ってしまいます。
ノーマルタイヤと比べると制動距離に10m以上の差が出てしまいます。
またノーマルタイヤにチェーンを付けるだけだとほとんど制動距離に変わりがないという点も注目が必要です。
タイヤチェーンもアリだが、デメリットも多い
タイヤチェーンは上記のように性能面でスタッドレスタイヤに圧倒的に劣る上、以下のようなデメリットがあります。
- アスファルトが見える道路では使用不可
- 装着に時間と手間がかかる
- 走行速度が制限される(30km/h程度)
- 路面状況によって使用できない場合がある
タイヤチェーンはアスファルト路面で使うと道路に傷をつけてしまったり、チェーン自体も破損したりする可能性があるため装着場所に到着するまで取り付けることはできません。
装着場所は雪山近くの寒い屋外にある上、慣れていないと30分以上かかってしまう可能性も高いので過酷な作業を強いられてしまうでしょう。
雨や雪が降っていたらもう地獄ね。
手の冷たさも半端じゃないだろうし、濡れた状態で作業してたらせっかくのスキー・スノボなのに風邪をひいて楽しめなくなるかも…。
また速度制限もタイヤチェーンだと30km以下に制限されてしまうので、高速道路の最低速度である50km/hに届かないため、高速道路が使えなくなってしまいます。
路面の状況にも左右され、水分の多い雪や深い新雪ではチェーンの間に雪が詰まってしまうので、使える場面が限られてしまう点もデメリットです。
路面の状態を見ながら着脱を繰り返す必要があるタイヤチェーンは移動時間のロスが大きくなってしまいます。
タイヤチェーン、正直面倒で選択肢には入らないわね。
コスパというより、タイパが悪い感じがするよね。せっかくの貴重な旅行にロスは極力避けたいし。
一方、スタッドレスタイヤは通常のタイヤと同じように使用ができる上、雪が降っていても大幅な速度制限もありません。
スキー・スノボなどの雪山の用途であればスタッドレスタイヤは高いグリップ力を発揮してくれるでしょう。
タイヤチェーンはどちらかと言えば普段降らないエリアに住んでいる人が万が一のために備えておく用途の方が適切で、雪道で遠出をするならスタッドレスタイヤ一択であると言っても過言ではありません。
スタッドレスタイヤの使用頻度が少ない人の悩み
スタッドレスタイヤは雪国で生活している人や降雪の多いエリアに頻繁に行く人以外はそこまで必要性が高くありません。
しかしスキーやスノボなどの旅行では上述したようにスタッドレスタイヤを装着は必須です。
そのためスタッドレスタイヤを購入する必要があるのですが、以下のような問題点があります。
- 使用頻度の割に価格が高く、コスパが悪い
- 取り外しの手間やコストが毎回発生する
- タイヤ4本は場所を取るので保管場所に困る
スタッドレスタイヤを購入する場合、安くても数万円から数十万円の出費は覚悟しなければなりません。
しかも普段は雪の降るエリアを走るわけではないので、スタッドレスタイヤを一般道で使うと摩耗が激しく雪道ではないところでタイヤを余計に消耗させてしまいます。
そのため本来なら使うタイミングで取り外しをした方が良いのですが、「取り外しの手間や工賃」「タイヤ4本を置いておく十分なスペース」が必要で、意外と手間やコストが発生するのも事実。
家族でスキーには行きたいけど、そのために数十万支払うのは抵抗があるわ。
取り付けも保管も正直面倒だよね。自宅の片隅にタイヤ4本積んであったら邪魔でしょうがないし。
こんな悩みを解決するために開発されたサービスがスタッドレスタイヤのレンタルとサブスクでの利用です。
レンタルであれば、必要なタイミングでスタッドレスタイヤを借りて履き替えることができます。
またタイヤのサブスクを使えば、まとまった支払いを分割払いにできるだけでなく、保管やメンテナンスもプロにお任せすることが可能です。
へぇー!レンタルやサブスクもあるのね!でも買うのと何が違うの?
じゃあここからスタッドレスタイヤのレンタル・サブスクが購入とどう違うのかを解説するよ!
スタッドレスタイヤのレンタル・サブスクは購入とどう違う?
スタッドレスタイヤのレンタル・サブスクは購入とどのような違いがあるのでしょうか。
以下の順番でスタッドレスタイヤの調達方法を比べてみましょう。
- 購入
- レンタル
- サブスク
スタッドレスタイヤを購入した場合の取り付けの流れ、料金例、メリットデメリット
スタッドレスタイヤを購入する場合は以下の手順で取り付けを行います。
タイヤ販売店に行き、タイヤを選びます。
タイヤを購入する際にはホイール付で購入するかどうかも重要なポイントです。
ホイール付で購入すると購入費用は高くなりますが、タイヤ交換の工賃が安くなり、交換スピードも速くなるというメリットがあります。
対してホイール無しで購入した場合、購入費用が抑えられる分、交換にかかる時間と費用が多くかかる点がデメリットです。
長期的な利用であれば、ホイール付の方が経済的ですが、短期の使用だけであればタイヤのみという選択肢もありでしょう。
あなたの利用頻度に合わせて検討してみることをおすすめします。
ホイールなしの場合はタイヤの取り外し、タイヤの組付け、バランス調整、空気圧の調整などの作業が発生し、その分の工賃が発生します。
逆にホイール付のタイヤであれば、ホイールごと履き替えるだけなのでスムーズです。
取り付けが完了したら、そのまま出かけることができます。
スタッドレスタイヤを購入した場合は、冬シーズンが終わったタイミングに取り外しを行います。
スタッドレスタイヤは通常路面も走れるので、基本的には1シーズン1回の交換で問題ないでしょう。
ただし問題となるのが、交換したタイヤの保管です。
購入したタイヤを置くスペースが十分に確保できる場合は問題ありませんが、置く場所がない場合にはタイヤ専門店の保管サービスを利用するなど場所代にお金がかかってしまうことを頭に入れておきましょう。
購入した場合は何度でも利用できるので、次のシーズンが到来したら、タイヤの状態をチェックして取り付けることで寿命が来るまで何度でも利用することができます。
その際、保管状態が悪いとタイヤが劣化してしまうリスクが高まるので、やはり保管には注意を払う必要があるでしょう。
スタッドレスタイヤの購入費用も種類やブランド、メーカーによってまちまちですが、主要なスタッドレスタイヤ2社の本体価格と取り付け料金を以下の表にまとめました。
メーカー ブランド | 軽自動車用 ※タント (155/65R14) | コンパクトカー※フィット(185/60R15) | ミニバン ※セレナ (195/60R16) | コンパクトSUV ※ヤリスクロス (205/65R16) | ミドルSUV ※ハリアー (225/60R18) |
---|---|---|---|---|---|
ブリヂストンBLIZZAK VRX3 | ¥75,240 | ¥118,360 | ¥170,720 | ¥154,440 | ¥233,640 |
DUNLOP WINTERMAXX02 | ¥77,440 | ¥140,800 | ¥165,440 | ¥149,160 | ¥193,160 |
実際の購入価格は割引などでもう少し安くなるかもしれませんが、それなりに高額な買い物になるということは間違いないでしょう。
またもしタイヤの保管が必要な場合には保管サービスの費用も考慮しておく必要があります。
参考にオートバックス環4泉店の保管料金は以下の通りです。
1本あたり月額1,100円~1,650円の費用がかかるので、保管場所がない人はこの費用も考慮しておく必要があります。
スキー・スノボなんて多くて年1~2回くらいなのにこんなにお金がかかるのね。
うちは子ども3人いるからバス旅行ってのも現実的じゃないから、仕方ない出費なのかも…。
最後にスタッドレスタイヤを購入する場合のメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット | デメリット |
---|---|
いつでも使用可能 長期利用ならコスパが良い タイヤの選択肢が多い 使用時期を自由に決められる | 初期費用が高い 保管スペースが必要 交換作業の手間と費用がかかる 経年劣化するリスクがある |
スタッドレスタイヤを所有することは利便性という意味では価値が高いですが、その分コストやスペースの負担を追わなければいけないという点は頭に入れておく必要があるでしょう。
スタッドレスタイヤのレンタル方法と利用までの流れ、料金例・メリットデメリット
スタッドレスタイヤのレンタルはタイヤショップやカー用品店、整備工場などで行っているサービスであなたの車のタイヤサイズに合ったスタッドレスタイヤをレンタル予約し、タイヤを装着してもらう形になります。
一般的な流れは以下の通りです。
自宅から行ける範囲のレンタル店をネット等で探し、レンタルの予約を入れます。
その際車種とタイヤサイズを伝え、利用期間で在庫があるかどうかを確認する必要があります。
在庫がない場合は借りることができないので、早めに手配するようにしましょう。
在庫があった場合には、タイヤの取り付け日を決定して予約が完了します。
取り付ける日になったら、車でお店に行き、その場で取り付けてもらいましょう。
取り付け時の手続きとしては以下のようなものがあります。
- 免許証による本人確認
- 料金の支払いをする
- 保証金が必要な場合はそちらも支払う(店舗により違いあり)
手続きが完了したら、実際の取り付けを行います。
タイヤはレンタルする先のお店で取り付けをしてもらう形になります。
取り付け作業が終わったら、貸出終了期間まで現在取り付けているタイヤはお店で預かってもらうことが可能です。
プロの整備士さんが作業をしてくれるので、空気圧などの点検もばっちり対応してくれるでしょう。
利用期間が終わったら、スタッドレスタイヤを取り付けた車で返却日にお店に行き、タイヤを取り外してもらい、元のタイヤに付け替えてもらえば完了となります。
破損などがなければ保証金がある場合でも返金してもらえるでしょう。
逆に破損があった場合には修理費用を求められる可能性が高いため、安全運転で利用することが重要です。
ちなみにスタッドレスタイヤのレンタル料金は1泊1万円前後のところが多いようです。
参考に3店舗の料金を調査してみた表を作成したので参考にしてみてください。
車種例 | 1泊2日の料金 | |||
---|---|---|---|---|
ボディタイプ | 車種例 | A社 | B社 | C社 |
軽自動車 | 軽自動車全般 | 7,700円(2,200円/日) | 7,700円(1,100円/日) | 13,200円(1,650円/日) |
コンパクト | ルーミー/フィット/ハスラーなど | 8,800円(2,200円/日) | 8,800円(1,100円/日) | 14,300円(1,650円/日) |
ミニバン | ステップワゴン/ヴォクシー/ノア/セレナ | 11,000円(2,200円/日) | 8,800円(1,100円/日) | 17,600円(1,650円/日) |
コンパクトSUV | ライズ・ヴェゼル | 11,000円(2,200円/日) | 8,800円(1,100円/日) | 17,600円(1,650円/日) |
ミドルSUV | カローラクロス/C-HR/ハリアー/CX-5 | 13,200円(2,200円/日) | 9,900円(1,100円/日) | 20,900円(1,650円/日) |
あなたの自宅に近いお店がいくらでレンタルを提供してくれるのか、相場がお店によってまちまちなのが難しいところです。
続いてレンタルのメリット・デメリットを整理してみると以下のようになります。
メリット | デメリット |
---|---|
初期費用を抑えられる 保管の手間がない 必要な期間だけ利用可能 プロによる装着で安心 | 人気時期は予約が取りにくい 長期利用の場合はコスト高 対応していない車種がある 店舗の営業時間に制約される |
レンタルはタイヤを買わなくても良い点はメリットですが、もし希望日にレンタルで借りられなかった場合にはスタッドレスタイヤ迷子になってしまう可能性があるので早めの予約を心掛けましょう。
スタッドレスタイヤのサブスクの仕組み
最後に新しい概念であるタイヤのサブスクの仕組みについてです。
タイヤのサブスクは現在ブリヂストンが運営している「mobox」というサービス1社のみの提供となっています。
1社のみのではありますが、対象店舗が全国で700店舗以上あるため、自宅近くのお店が探しやすい点も強み。
以下のブランドのタイヤショップがお近くにあれば、そのお店でタイヤの交換やメンテナンスが受けられます。
- ブリヂストンタイヤショップ
- タイヤ館
- ミスタータイヤマン
- COCKPIT
自宅近くにスタッドレスタイヤのレンタルできるお店が少ない方や、近くのお店でレンタル予約が取れなかった方はおすすめです。
「mobox」の利用の流れは以下の通りです。
mobox公式ページにアクセスし、ページ下部にある「タイヤプラン検索」をクリックします。
続いてページ上部の「タイヤ・プランを見る」をクリックします。
※対象店舗が知りたい方は左側のボタンから店舗を検索することも可能です。
スタッドレスタイヤを選ぶ場合は右側のスタッドレスタイヤのタブからホイール購入の有無を選択します。
サブスクを利用する場合はタイヤの脱着も費用に含まれているため、割高になるホイールをプランに含める必要はないでしょう。
ここからはタイヤのみを契約する場合の手順に絞って解説します。
一番簡単なのは、今乗っている車のタイヤ側面に記載されている215/45R17という文字から読み取る方法です。
この数字には以下の意味があります。
- タイヤ幅(215㎜)
- 扁平率(45%)
- リム径(17インチ)
今履いているタイヤを写真に撮ってくれば、簡単に入力を進めることができるでしょう。
タイヤの情報を入力したら、プランの選択画面が表示されます。
画像は私の愛車であるセレナC27のタイヤサイズである195/60R16で検索した場合の価格になります。
できるだけコストを抑えたいので、ICEPARTNER2を選択することにします。
ICEPARTNER2を選択した場合、契約期間として2年・3年から選択することができます。
契約期間が終わったらどうなるの?
なんと、タイヤがもらえるんだ!だから契約期間で料金を支払ってさえいれば、しばらくの間はスタッドレスタイヤに困ることはなくなるよ!
脱着・履き替えのコストも結構な負担になるので、5回分含まれているスタンダードプランがおすすめです。
最大5回まで料金内で脱着に対応してもらえるので、契約期間中は脱着の工賃で悩むことはなくなります。
またタイヤを保管する場所がない人はタイヤクロークもプランに含めることが可能です。
タイヤクロークを追加すると税抜1,650円/月のタイヤクローク費用が追加されます。
クロークの費用も良心的ね!さっきのオートバックスとほぼ同じだし。
必要な人はプランに含めても問題ないね!
プランが決まったらブリヂストンタイヤショップに会員登録し、決済に進みます。
GoogleやLINE、メールアドレスなどで登録できるので、ご自身の使いやすい方法で登録を進めてください。
登録後には認証メールが届くので、認証が完了したら個人情報を入力する画面に遷移します。
入力するのは以下の情報です。
- お客様情報
- 車両情報
これらの情報を入力したら、クレジットカードの情報を入力します。
ここまで入力し、決済すれば申込は完了します。
契約が完了したら、ご自宅近くの店舗で取り付け日の予約をしましょう。
あとは予約日に愛車と一緒にお店に訪問すれば、スタッドレスタイヤの取り付けが完了します。
手続きも簡単ね!
そうだね!スタッドレスタイヤは購入するとまとまったお金がかかるけど、分割払いなら家計への負担も少なくて便利だよ!
\ スタッドレスタイヤが月額定額で使える!/
moboxはスタッドレスタイヤが必要だけど、家計への負担を減らしたい方におすすめです。
ちなみに購入と比較してどのくらい負担が異なるのかは以下のようになります。
<条件>
タイヤ種類:ブリヂストンBLIZZAK VRX3
比較サービス:ブリヂストン公式ページでの購入/mobox
サービス名 | 軽自動車用 ※タント (155/65R14) | コンパクトカー※フィット(185/60R15) | ミニバン ※セレナ (195/60R16) | コンパクトSUV ※ヤリスクロス (205/65R16) | ミドルSUV ※ハリアー (225/60R18) |
---|---|---|---|---|---|
ブリヂストン 公式ページ | ¥75,240 | ¥118,360 | ¥170,720 | ¥154,440 | ¥233,640 |
mobox | ¥2,101/月 総額75,636円 | ¥4,037/月 総額145,332円 | ¥4,785/月 総額172,260円 | ¥4,224/月 総額152,064円 | ¥4,884/月 総額175,824円 |
参考:mobox公式ページ※工賃・消費税込・4本分の料金(ライトプラン/クロークなし)
細かい設定に違いはありますが、概ね総額は購入と同じくらいの価格になります。
初期費用がかからないだけでもありがたいのに、総額でもそこまで高くない!
場合によっては安いこともあるし、検討の余地ありだね!
またタイヤのサブスクのメリット・デメリットをまとめると以下の通りになります。
メリット | デメリット |
---|---|
費用が平準化できる 保管サービスも使える タイヤ交換費用も料金に含められる 定期的なメンテナンスが受けられる 最終的にはタイヤがもらえる | 選べるタイヤに制限がある 使わない時期も費用がかかる 対応エリアに制限がある |
スタッドレスタイヤのレンタルが難しい人や、スキー・スノボに定期的に行く人にとっては魅力的なサービスと言えます。
\ スタッドレスタイヤが月額定額で使える!/
スタッドレスタイヤのレンタル・購入・サブスクが向いている人・いない人
ここまででスタッドレスタイヤの調達方法やメリット・デメリットについて解説してきました。
でもどの選択肢を選んだらよいか、判断が難しいわね。
そこでここからはそれぞれの調達方法別にどんな人が向いているのか、いないのかを解説します。
あなたがどの方法を選ぶべきか、参考にしてみてくださいね。
レンタルが向いている人
まずはレンタルが向いている人、いない人の特徴について解説します。
レンタルが向いている人 | レンタルが向いていない人 |
---|---|
年1〜2回程度の短期利用を予定している人 スキーやスノボなど、特定のレジャー時だけ使用する人 マンション住まいで保管場所の確保が難しい人 初期費用を抑えたい人 数年以内に車の乗り換えを検討している人 | 冬季に頻繁に雪道を走行する人 急な雪道ドライブでも対応できるようにしたい人 長期間の利用を予定している人 雪の降る地域への帰省や旅行の機会が多い人 |
利用頻度が少なくて、保管場所に困るような人にはおすすめなのね!
まさにスポット利用にピッタリ。ただし近くにレンタルしてくれるお店があることと借りたい日に予約が取れることが前提条件だよ。
条件に該当する人はまずお近くでスタッドレスタイヤのレンタルをしているお店を探してみましょう。
購入が向いている人
続いて購入の方が向いている人・購入が向かない人の特徴を解説します。
購入が向いている人 | 購入が向いていない人 |
---|---|
毎週末スキー場に通うなど利用頻度が高い人 タイヤ保管場所が確保できる人 突発的な雪道利用に備えたい人 3年以上の長期使用を予定している人 | 数年以内に車の乗り換えを検討している人 タイヤ交換や保管の手間を避けたい人 タイヤ購入費用の負担が厳しい人 |
ヘビーユーザーはコスパを考えたら買ってしまった方がお得なのかもね。
そうだね。でもまとまったお金が必要な点と交換にも費用がかかる点に注意が必要だよ。自分で交換できちゃう人ならなおさらお得だよ。
ちなみにタイヤ交換の方法が知りたい人はこちらの動画が参考になります。
タイヤのサブスクが向いている人
最後にタイヤのサブスクが向いている人の特徴を紹介します。
タイヤのサブスクが向いている人 | タイヤのサブスクは向かない人 |
---|---|
毎年冬場の使用を予定している人 タイヤ交換や保管をプロに任せたい人 月々の費用を平準化したい人 最新のタイヤを使用したい人 自宅近くにレンタルショップが見つからない人 | 今後継続してスタッドレスを使う予定がない人 サービス対応エリア外の人 2年/3年以内に車の乗り換えをする予定がある人 |
使う頻度が少ないけど、毎年1回はスキー・スノボに行く人なんかはおすすめよね。
そうだね。最終的にはタイヤがもらえるし、不要になったらタイヤ買取サービスに売却するって手段も使える。今の時代はサブスクが理想かもね。
タイヤのサブスクはブリヂストンのmoboxというサービスがおすすめです。
- 高額になるスタッドレスタイヤの費用を2年or3年で分割払いできる
- 保管サービスやメンテナンス、交換費用も料金に含められる
- 最終的にタイヤがもらえるので購入の負担が重たい人にもおすすめ!
気になる方はmoboxの公式ページをチェックしてみてくださいね。
\ スタッドレスタイヤはサブスクでお手軽利用♪ /
サービスのメリット・デメリットや口コミはこちらの記事で解説しています。
スタッドレスタイヤ選びで確認すべきポイント
どの方法でスタッドレスタイヤを利用するかが決まったら、さっそくスタッドレスタイヤの種類を選んでいきましょう。
スタッドレスタイヤを選ぶ上では以下3点の確認が必要です。
- スタッドレスタイヤのサイズを確認する
- 出掛けるエリアの凍結状況を確認する
- タイヤの性能を確認する
それぞれ見ていきましょう。
スタッドレスタイヤのサイズを確認する
まずは使用するスタッドレスタイヤのサイズを確認しましょう。
タイヤのサイズは以下の方法で確認できます。
- 実際に装着されているタイヤの表記を確認する
- 自分の乗っている車種のWebサイトで確認する
上の図に記載されている「215/45R17 87W」という表記がタイヤのサイズを表しています。
それぞれの数字や記号は以下のような意味付けです。
- 215…タイヤ幅(タイヤの断面幅)
- 45…扁平率(タイヤのサイドウォールの高さをタイヤ幅に対する割合(パーセンテージ)で示したもの)
- R…タイヤ構造記号(タイヤの内部構造。ラジアル(R)/バイアス(B)/ダイアゴナル(D)方式がある)
- 17…リム径(タイヤの内径の直径をインチで表記したもの)
- 87…ロードインデックス(タイヤ一本当たりが支えられる荷重を示した指数)
- W…速度記号(装着しているタイヤがどのくらいの速度で走行可能かを示す)
ちなみに速度記号には以下のような意味が設定されています。
速度記号 | L | Q | S | T | H | V | W | Y | ZR |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 120 | 160 | 180 | 190 | 210 | 240 | 270 | 300 | 240km/h超 |
またメーカーのWebサイトでタイヤのサイズを確認する方法もあります。
ただしグレードなど誤った条件で検索するとサイズを間違ってしまう可能性もあるので、実際に装着されているタイヤを確認する方が確実です。
出掛けるエリアの凍結状況を確認する
出掛けるエリアによってタイヤに求められる性能も変わってきます。
例えば日本海側のエリアだと湿った重い雪が多く、アイスバーンになりやすいという特徴があります。
逆に太平洋側で降る雪は乾いた軽い雪が中心になるので、雪上性能が求められるでしょう。
エリアを問わず、山間部の場合は凍結路面も多く存在しているので氷上性能が高い方が安心です。
エリアによって雪の降り方に違いがあるのね!
そうなんだ。だからタイヤの性能を選ぶ上でこれらの特徴を頭に入れて選ぶと安心だよ。
タイヤの性能を確認する
レンタルタイヤはあまり種類を選ぶことはできませんが、購入やサブスクの場合は性能を選ぶことができます。
よく行くエリアの特性に合わせて、選ぶタイヤの性能を見極めましょう。
タイヤの性能指標には以下のような要素があります。
- アイスバーン制動性能(氷上でのタイヤのブレーキ性能や車両の停止能力)
- 深雪走破性能(タイヤが深い雪の中でも前進や走行を維持できる能力)
- 耐摩耗性能(タイヤの摩耗に対する耐久性や長持ちする度合い)
- 静粛性(走行時に発生するタイヤの騒音がどれだけ少ないかを表す性能指標)
各タイヤの性能指標を見て、どのような路面が得意なタイヤなのかを理解し、あなたの出掛けるエリアにあったタイヤを選べばより安全なドライブが楽しめることでしょう。
よくある質問
スタッドレスタイヤ選びに関するよくある質問をまとめて回答していきたいと思います。
スタッドレスタイヤのレンタルはどこでできますか?
スタッドレスタイヤのレンタルは主に「タイヤ専門店」「カー用品店」「ガソリンスタンド」「整備工場」などでサービス提供があります。
まずはWeb検索や取扱店を探し、使いたい日付で予約ができるかどうか、料金はいくらかなどを確認しましょう。
スタッドレスタイヤを短期間レンタルする場合の注意点はありますか?
レンタルの場合はお店にある貸出用のスタッドレスタイヤを使うため、できるだけ早めに予約を入れる必要があります。
なぜなら貸出用のタイヤの在庫がなければ借りることができないから。
スキーやスノボなどの旅行が決まったタイミングですぐに探すくらいのスピード感で対応すると安心です。
逆に直前に連絡しても予約が取れず、スタッドレスタイヤ迷子になってしまうため注意しましょう。
スタッドレスタイヤのレンタルは1シーズン単位でできますか?
1シーズン単位でのレンタルも可能ですが、それだけ長い期間利用するならレンタルよりも購入やサブスクの方がトータルのコストを抑えることができるでしょう。
レンタルの場合はたいてい1泊2日~1週間程度と短い期間での貸し出しを想定しているため、料金設定も長期利用だと割高に感じてしまう可能性が高いです。
1シーズン単位での利用を考えているなら、購入やサブスクの利用をおすすめします。
スタッドレスタイヤをレンタルから購入やサブスクに切り替えるタイミングはいつ?
年間3回以上の利用や3年以上連続で利用する場合は購入やサブスクの方が良いと言えるでしょう。
また突発的な使用に備えたい人や、環境が変わってタイヤの保管場所が確保できた場合も購入やサブスクに切り替える理由としては十分でしょう。
スタッドレスタイヤの寿命は何年持つ?
一般的には5~6年、走行距離3~4万キロが1つの目安と言われています。
ただし走行距離が少なく、保管状態が良い場合は長く乗れる可能性があるでしょう。
タイヤのひび割れなどがなく、溝が1.6㎜以上あれば5年以上の利用も不可能ではないでしょう。
車の買い替えなどでタイヤが不要になったらどうすればいい?
車の買い替えはタイヤのサイズが変わってしまう可能性が高く、今使っているスタッドレスタイヤが使えなくなってしまいます。
そのため、不要なタイヤはタイヤの買取サービスなどを利用して引き取ってもらうことが可能です。
例えばタイヤ買取ナンバーワンというサービスなどを使えば買取してもらうことができるでしょう。
タイヤのサブスクも契約期間が終わればもらえるので、不要になった場合は同様に買取してもらえば無駄なく利用することができるでしょう。
\ タイヤが不要になっても買取してもらえる/
まとめ
スタッドレスタイヤは利用頻度や期間によって購入すべきか、レンタルやサブスクを使うべきかが変わってきます。
利用頻度や期間、条件に合わせてあなたに最適なサービスを選びましょう。
利用頻度・期間・条件 | レンタル | 購入 | サブスク |
---|---|---|---|
短期での利用 | 〇 | × | △ |
定期的な利用 | × | 〇 | 〇 |
長期での利用 | × | 〇 | 〇 |
初期費用を抑える | 〇 | × | 〇 |
そもそも購入ってハードル高いわよね。保管場所の問題とか、初期費用とか。
短期ならレンタルできるのがベストだけど、在庫がなかったりするリスクを考えるとタイヤのサブスクはおすすめだよ!
\ スタッドレスタイヤはサブスクでお手軽利用 /
今後の生活や楽しみたいレジャーに合わせてスタッドレスタイヤの調達方法を選んでみてくださいね。
以上、「【コスパ検証】スタッドレスタイヤはレンタル・購入・サブスクどれがいい?」でした。