中古車サイトやSNSでよく見る「C26」「C27」「C28」。
これはセレナの世代(モデルチェンジ単位)を表す“型式呼び”で、年式・装備・故障リスク・相場感まで判断しやすくなる重要な情報です。
この記事では、C26/C27/C28の見分け方を「確実な方法→現車でも分かる方法」の順で整理し、最後に世代ごとの違い(選び方のコツ)まで一気に解説します。
結論:一番確実なのは「車検証の型式」。見れないときは「年式+見た目」で当てにいく
- 確実:車検証(または中古車情報のスペック欄)の「型式」に C26 / C27 / C28 が入っています
- 次点:車台番号(フレーム番号)の先頭が「C27-…」のように世代コードになっていることが多い
- 現車・写真でも:フロントマスクとリア周りで“世代の空気感”が分かる(後述)
「C27なのにHC27?GC28?」と混乱する人が多いですが、これは同じ世代内でもパワートレイン(e-POWER等)や駆動方式で枝番が変わるためです。
そもそも「C26/C27/C28」とは?(セレナの世代コード)
ざっくり言うと、以下のイメージです。
C26:4代目(2010年登場)

C27:5代目(2016年登場)

C28:6代目(2022年登場・現行世代)

C26は2010年11月に登場、C27は2016年8月にフルモデルチェンジで発売、C28は2022年11月に新型が発表されています。
【早見表】C26・C27・C28の違い
| 世代 | 販売時期の目安 | 型式の例(世代コード) | 主な特徴・ポイント |
|---|---|---|---|
| C26 | 2010年11月〜2016年頃 | C26 / HC26 / FC26 / NC26 など | 年式は古め。価格は安いが安全装備・電装はシンプル。中古は状態差が大きい |
| C27 | 2016年8月〜2022年12月 | C27系 / HC27系(e-POWER) | プロパイロット初搭載。2018年〜e-POWER追加。中古流通量が多く選択肢豊富 |
| C28 | 2022年12月〜現行 | C28系(ガソリン) / GC28系(e-POWER) | 現行モデル。内外装・安全装備が最新。e-POWERは2023年〜。価格は高めだが安心感が高い |
見分け方①:車検証(または中古車サイトのスペック欄)で一発判定
車検証のどこを見る?
車検証(中古車サイトなら「基本情報」や「車両情報」)にある「型式」の欄を見ます。
例:
- DBA-C26
- DBA-C27 / 5BA-C27
- 5BA-C28 / 6AA-GC28
ここで大事なのは、ハイフンの後ろ(C26/C27/C28)です。
前に付く「DBA」「5BA」「6AA」などは、年式や排ガス規制・区分で変わるため、まずは気にしすぎなくてOKです。
見分け方②:車台番号(フレーム番号)でも“世代コード”が出る
車台番号は、整備記録や見積書、査定表などで「C27-xxxxx」のように書かれることがあります。
この「C27」部分が、そのまま世代の判別に役立つケースが多いです。
実際、参考情報として公開されている車台型式の一覧でも、セレナは C27 / GC27 / HC27 / HFC27 / C28 / GC28… のように表記されます。
見分け方③:現車・中古車写真で判別する(外観チェックのコツ)
車検証が手元にないとき、次に効くのが「顔つき」と「リア周り」です。
ここでは“やりがちな見落とし”も含めてポイントをまとめます。
C26の見た目の特徴(ぱっと見)
- 全体に丸みがあり、ヘッドライトが横長寄り
- フロントグリルは比較的シンプル
年式的にも「10年以上前のデザイン感」が出やすいので、写真だけでも判別しやすい世代です。
C27の見た目の特徴
- “押し出し感”が強いフロント(世代途中のマイナーチェンジで顔つきが変化)
- そして大きなヒントが デュアルバックドア(ハーフバックドア)
日産の当時カタログでも、C27の機能として「デュアルバックドア(ハーフバックドア)」が紹介されています。
C28の見た目の特徴
- 現行らしい直線基調で、フロントの存在感が強い
- 実はC28も デュアルバックドアが設定されています(取扱いの案内ページあり)
「デュアルバックドア=C27だけ」と思い込むと間違えやすいので、ここは注意ポイントです。
C27の“ややこしいところ”:e-POWERは「HC27系」として扱われることが多い
C27は2016年8月に登場し、その後2018年3月にe-POWER車が追加されています。
日産FAQ(環境データの案内)では、C27型の対象期間と並んで、e-POWER追加後はHC27型として区分していることが明記されています。
さらに車台型式の一覧でも、C27世代には HC27 / HFC27 といった表記が並びます。
つまり中古車でよくある混乱はこれです。
- 「C27=ガソリン世代コード」
- 「HC27/HFC27=同じC27世代のe-POWER系コード(の代表例)」
と理解すると、かなりスッキリします。
C28の“ややこしいところ”:ガソリンとe-POWERで「C28」「GC28」が分かれる
C28は2022年に新型が発表され、ガソリン車のフルモデルチェンジが2022年12月、e-POWER車が2023年4月という流れです。
そしてC28では、型式の並びが世代内で分かりやすい傾向があります。
- ガソリン:C28 / FC28(2WD)、NC28 / FNC28(4WD)
- e-POWER:GC28 / GFC28(2WD)
この構成は、日産が公開している環境仕様書の車両型式一覧にも並んでいます。
「違い」をもう少し具体化:C26→C27→C28で何が変わった?
型式(世代)が違う=だいたい以下が変わります。
1) 運転支援:C27でプロパイロットが大きな話題に
C27のフルモデルチェンジ時点で、プロパイロット採用が強く打ち出されています。
2) C28は最上位「LUXION」でプロパイロット2.0(ハンズオフ対応)が焦点
C28発表時点で、最上位グレード「e-POWER LUXION」にプロパイロット2.0を標準装備する旨が日産ニュースで案内されています。
3) e-POWERの立ち位置
- C27:2018年からe-POWER追加(後から増えた)
- C28:ガソリンとe-POWERが“最初から主役級”として整理(型式も分かれやすい)
4) 現行C28はアップデートも進行中
C28は2025年12月にマイナーチェンジが発表され、2026年2月中旬発売予定と報じられています。
「同じC28でも年式で装備が違う」状況があり得るので、購入時は世代だけでなく年式・グレード・オプションまでセットで確認するのが安全です。
中古で失敗しないためのチェックポイント(型式が分かった後にやること)
最後に、型式判別の次にやっておくと安心な確認ポイントをまとめます。
- 年式の境目を確認:C27末期/C28初期は装備差が出やすい
- e-POWERかどうか:C27ならHC27系の可能性、C28ならGC28系の可能性を疑う
- 運転支援の世代:C27のプロパイロット、C28のプロパイロット2.0(LUXION)で期待値が変わる
- 実車で見るならリア:デュアルバックドアの使い勝手も含め、開閉動作までチェック(C27/C28とも設定あり)
よくある質問(FAQ)
Q. 「C27」と「HC27」って別の車?
別の車ではなく、同じC27世代の中で、e-POWER追加後の区分としてHC27が出てくるイメージです。日産FAQでもC27型とHC27型を分けて対象期間を案内しています。
Q. C28で「GC28」って書いてあるけど何?
C28世代の中でも、e-POWER側で GC28/GFC28 といった型式が並びます(ガソリン側はC28/FC28、4WDはNC28/FNC28)。
Q. 写真だけでC26/C27/C28を見分ける自信がない…
その場合は、写真判別にこだわらず、販売店に「型式(車検証の記載)を教えてください」と聞くのが最短です。
中古車サイトにも「型式:DBA-C27」のように載っていることが多いので、そこを見るのが一番手堅いです。
まとめ:迷ったら「車検証の型式」→「年式」→「外観」で詰める
- 確実に見分ける:車検証(型式欄)の C26/C27/C28 を見る
- e-POWER絡みの混乱を解く:C27はHC27系、C28はGC28系が目安
- 現行C28は年式でアップデートもある:マイナーチェンジ情報も踏まえて確認
