車のサブスクの値段、本当はいくら?料金に隠されたカラクリを見抜く方法

車のサブスク基礎知識
  • 車のサブスクって月いくらくらいで乗れるの?
  • 毎月1万円で乗れるって本当?
  • 正直安すぎる気がして不安・・・大丈夫!?

実は車のサブスクは安い会社だと2万円程度~乗る事ができてしまうサービスです。
(軽自動車・コンパクト・ボーナス払いなし)

なぜなら残価設定という方法を使って新車価格から下取り価格を引いた利用者の実質負担分だけを利用料とすることができるから。

残価設定ってなに?

残価とは、購入した新車を手放す時に中古車として買い取ってもらう時の価値(価格)のことです。
新車を購入し、手放す時にはたいていの場合「中古車として買い取ってもらうケースが多くなります。

それであれば最初から利用者が負担するべきは「新車価格ー残価」の差額だけでよいのではないか?という考え方から生まれたのが残価設定を利用したローンやリース、サブスクです。

残価設定をすることのメリットは利用料の負担が減ること。
デメリットはローンでもリースでもサブスクでも契約満了後に返却するか、残価分を一括で支払って買い取らなければならない点です。(=自分の持ち物にならない

残価設定をする際に買い取り価格が下がってしまうことのないように、契約時点で走行距離をはじめ、ペットの同乗、喫煙、改造などが禁止されています。

このように「残価設定」を使うことによって、車のサブスクの利用者は「利用する分」の費用を支払えばよいというビジネスモデルになっています。

しかし逆に月1万円を切るようなサービスの場合は「ボーナス払い」「中古」「10年前後の長期契約」「メンテナンスなし」「保険なし」などいろいろな条件がついていることがあるため要注意です!

まっつん
まっつん

私は車のサブスクの専門家として当ブログを運営しています。
1年以上車のサブスクのサービスを研究・比較検討の上、情報を発信しているのでご安心ください。 この記事では車のサブスクの値段のカラクリを見抜く方法を解説します。

この記事を読むと車のサブスク各社の料金の裏に隠された「別途費用」や「料金の内訳」を知る事ができ、納得感を持って契約することができます

車のサブスクは毎月の負担額やサービスの内容は素晴らしく、購入と比較してもメリットがたくさんあります。頭金も不要月額定額で乗れるのはこれまでになかった画期的なサービスだからです。

自動車サブスクリプションと購入の違いは何?使い分けのコツを解説!

しかし、各社の広告に書かれた料金は「一番安く見せる記載方法」が選ばれているという事実もあるので頭に入れておきましょう。

条件による金額の違いを理解出来ていれば今までよりも気軽に車に乗る事ができるようになるので、続きをお見逃しなく!

車のサブスクを知りたいあなたにおすすめ

【結論】 車のサブスクは料金の見せ方に注意

冒頭にも書いたように、車のサブスクを展開する各社は広告効果を狙って「安く見えるように」表現しています。

実際には各社のサービス内容・支払いの方法・車種・料金など細かく見ていかなければあなたが実際に負担する金額は簡単にはわかりません。

具体的にどのような違いがあるのか、各社の最安値で提示されている車種・金額・サービス内容を表形式にして並べてみたいと思います。

車のサブスク各社の最安値を比較してみた

サービス名称最安値車種最安値表記契約年数車体価格
税金
メンテ
ナンス
任意保険ボーナス払有無サービス
解説記事

トヨタKINTO
トヨタ
新型
AQUA
19,580円(税込)~/月7年含む含む含む 110,000円/年2回(14回) 解説記事

定額
カルモくん
ダイハツ
ミライース
11,220円(税込)~/月11年含む別途別途0円解説記事

MOTA
カーリース
ダイハツ
ミライース
5,610円(税込)~/月11年含む別途別途34,100円/年2回(22回)解説記事

新車リース
クルカ
トヨタ
ハリアー
32,800円(税込)/月3年含む別途
(不要?)
別途0円解説記事

リース
ナブル
ダイハツ
ミライース
6,600円(税込)/月3年
5年
含む別途別途72,600円/年2回(6回/10回)解説記事

ホンダ
楽まる
ホンダ
N-WGN
25,318円(税込)/月5年含む含む別途0円解説記事
車のサブスク7社・最安値比較表

実際に並べてみると同じ最安値でも契約年数が違ったりボーナス払いが含まれていたり、別途費用が発生する可能性があるなど各社の表記の裏側には色々な条件が隠れていることがわかります。

このように「安い」というイメージを持ってもらいたいという各社の思惑が見え隠れしているのですが、正直ユーザー目線だと困ってしまいませんか

例えば・・・

  • 契約しようとしたけれど最後に意保険が含まれていないのに気付いて予算オーバーした
  • メンテナンスオプションを付けたら予算オーバーだった
  • ボーナス払いを見落としていて毎回10万は無理!と思ってあきらめた

このようなことになってしまうと、運営会社もあなたも不幸だと思いませんか?

車のサブスクの料金の中身を見極めるポイント

車のサブスクで広告表示されている料金に何が含まれていて、何が含まれていないのかを見極めるポイントをご紹介します。

ポイントは大きくわけて3つあります。

  1. 月額利用料の前提条件を確認する
  2. 残価設定の有無と契約期間を確認する
  3. ボーナス払いの有無を確認

それぞれ解説します。

月額利用料の前提条件を確認

1つめは月額利用料の前提条件を確認することです。

具体的には月額利用料に「何の」費用が含まれているかをチェックしていきます。

月額利用料に含まれているかをチェックした方が良い項目

■ メンテナンス料
■ 任意保険

メンテナンス

特にメンテナンスはオプションに加入すると3,000~10,000円/月の費用がプラスされます。
KINTOや楽まるなどはメンテナンス料も利用料に含まれていますがその他の会社は基本オプション扱いです。

もしメンテナンスオプションに加入しなければ(=セルフメンテナンスすると)どうなるでしょうか?

メンテナンス項目タイミング目安金額目安
オイル交換3~6ヶ月に1回2,000~8,000円(車種による)
オイルフィルタエレメント交換半年~1年に1回500~3,000円/回
タイヤ交換4年に1回20,000~100,000円/4本
ワイパーゴム交換ワイパーゴム交換1,000~2,000円/回
冷却水(クーラント)交換2年に1回2,000円前後/回
ブレーキオイル交換3~4年に1回3,000~4,000円/回
バッテリー交換2~3年に1回5,000~10,000円/回
エアクリーナー交換2年に1回1,000円前後/回
エアコンフィルター交換1年に1回3,000~5,000円/回
セルフメンテナンス実施時のタイミングと費用(筆者作成)

このようにバラバラのタイミングで費用が発生するので、想定が出来ていないと急な出費に懐を痛めてしまう可能性が高いです。

また上記に加えてディーラーの工賃(1回数千円)も別途発生します。

メンテナンスオプションに加入することでこれらの費用を月額利用料にまとめることができるため、支出の管理がしやすくいつでもプロに相談できるので車の状態の維持にも一役買ってくれるでしょう。

いずれにしてもメンテナンスは必要経費。
そのコストが利用料に含まれているかをチェックすることは非常に重要なことです。

任意保険

ついつい見落としがちなのが任意保険です。
車を既に持っている人からすれば当たりまえのことかもしれませんが特に初めて車に乗るあなたは気を付けておいた方がよいでしょう。

なぜなら初めて車に乗る人(特に20代の若い人)は自動車保険が非常に高いからです。

年齢別の保険料の一例を見ていきましょう(初めての車の場合)

年代別の自動車保険料例
引用:イーデザイン損保 初めての自動車保険、保険料の相場はいくら?~仕組みを知って、賢く契約しよう~ 年代別の自動車保険料例 より

車のサブスクの場合、所有者がリース会社なので車両保険への加入は必須です。
なぜなら車の所有権がリース会社にあるため、万が一事故に遭ってしまったら弁償しなければならないからです。

車両保険への加入が必須だと考えると10代・20代で車に乗る場合には注意が必要
別途契約が必要な保険が高額になるので、予算オーバーのリスクが高まります。

そんな10代・20代のあなたにはトヨタのKINTOがおすすめです。
トヨタKINTOは年齢による保険料の変動がない「固定料金型の自動車保険」となっています。

だから個別に任意保険の契約をするよりも確実に安くなります。
くわしくは【コスパ抜群!】20代の車のサブスクは「KINTO一択」と言い切れる理由を解説という記事内で解説しています。

残価設定の有無と契約期間を確認

2つ目は残価設定の有無契約期間の確認です。

残価設定は冒頭にも説明しましたが、新車価格から残価(中古車として再販が想定される価格)を差し引いた部分だけを利用料として請求するというスキームで、契約満了後の返却が前提になります。

契約期間が短ければ新車に近い状態で販売できるので残価が高くなり、利用料が安くなるという仕組みになっているので「契約期間」には注目しておくと良いでしょう。

注意しておきたいのが「長期契約」で最大11年まで契約できる会社の価格です。
最終的に車がもらえるというオプションは付きますが、11年間の利用料が表示されている場合があります。

逆を言えば11年間同じ車に乗り続けなければならないという縛りが発生することになります。

この条件を知らずに契約をしてしまうとなかなか乗り換えができずライフスタイルの変化に対応できなくなってしまうので、安易に安いからと言って飛びつくことのないようにお気をつけください。

ボーナス払いの有無を確認

最後に注意しておきたいのが「ボーナス払い」が小さな文字で書かれているケースです。

月額が安く見える代わりに年2回100,000~200,000円支払うという計算となっており、年間2回の多額の支払いを頭に入れておかなければ支払いが苦しくなるリスクがあります。

ボーナスは企業が必ず支払わなければならない金額ではないため、景気や業績が悪くなった場合には支給がなくなるという可能性だってあるのです。

月額が安い場合にはボーナス払いの条件がないかを疑ってみるくらいの方が良いかもしれません。
一見安く見えるのですが、実質支払っている金額は同じだということを忘れないようにしてください。

正しい価格を見極めた上で行う「車のサブスクの選び方」

ここまでで表面的な価格ではなく、実質的な価格を見極める方法はお分かりいただけたのではないでしょうか。

ここからは正しい料金を把握した上で失敗しない車のサブスクの選び方をご紹介します。

予算で選ぶ

当然ですが予算は大切な要素です。
カッコいい車に乗りたいからと言って無理をしてしまうと家計を圧迫してしまいます。

とは言えお金を気にしすぎて好きになれない車に乗るのも嫌ですよね。

そういう場合はこれまでの話の逆で「残価設定」を上手に使ったり、任意保険を安くできるサービスを選んだり車のサブスクの知識を学んだからこそできる適切な選び方を検討してみましょう。

当ブログでは10代・20代の方はKINTO、20~30代のライフイベントが変化する世代は短期カーリースの2社(新車リースクルカ/リースナブル)、40代以上の生活スタイルが安定した世代には長期カーリースの2社(定額カルモくん/MOTAカーリース)をそれぞれおすすめしています。

具体的な選び方は【車のサブスク失敗しない選び方3選】年齢・趣向・用途別おすすめサービスを紹介という記事でくわしく解説していますので興味のある方は読んでみてくださいね!

走行距離で選ぶ

もう1つの選び方はあなたの利用する距離で選ぶ方法です。

車の乗り方は個人差があります。
通勤で利用する人もいれば、休日に利用するだけの人もいますし子どもの送り迎えで使う人もいます。

これらの走る距離の違いというのは実は車のサブスクを選ぶ上でも重要なファクターになります。
なぜなら「走行距離制限」と言って利用している車に走行距離の上限設定がされているから。

上限設定があると言っても、超えてしまった場合に精算金を支払うだけではあるのですが利用する上で気になる人もいると思います。

走行距離制限を考慮した車のサブスクの選び方については以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

≫車のサブスクの走行距離制限とは?利用距離に合わせたサービスの選び方を解説!

車のサブスクの料金まとめ

車のサブスクの料金を知りたい方はまず、広告に記載された金額を鵜呑みにしないことが重要です。
なぜなら各社「安く」見せるためのカラクリを考えているからです。

このカラクリを理解せずに契約してしまうと想定外の予算オーバーが発生してしまう可能性もあるので注意が必要。

しかしこれは車のサブスクという新しいサービスを世の中に認知してもらうために行っていること。
まずは興味を持ってもらわないと何も始まりませんからね。

このブログを読んで頂いたあなたは車のサブスクに興味がある方だと思いますのでもっともっとサービスの良さをお伝えできたらと思います

以下の記事では車のサブスクの基本的な情報やサービスの比較、選び方について解説した記事ですので、車のサブスクをよりくわしく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

車のサブスクを知りたいあなたにおすすめ

以上「【安い!?】車のサブスクの値段、本当はいくら?料金に隠されたカラクリを見抜く方法」でした。

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